鳥居式らーめん塾19期生　石田様は、異業種から2013年、34歳でラーメン業界入り。海外での開業をめざして2014年9月に鳥居式らーめん塾に入塾しました。同年11月にはドイツへ。さらに2016年にはオランダのラーメン店勤務を経て2017年10月にオランダ　アムステルダム市中心部で「Men Impossible」を開業されました。100％ヴィーガン＆無化調、完全予約制、コースのみという営業スタイルがヴィーガンの方はもちろん、菜食主義ではない方にも支持されました。開店1年あまりですが、「Men Impossible」は連日予約をお断りするほどの繁盛店となっています。

2019年3月9日。一時帰国し、第27期鳥居式らーめん塾　の再聴講にいらした石田様にお話しを伺いました。

写真左が石田様。醤油講義担当　新井講師＠正田醤油株式会社（写真右）　と名刺交換中の一コマです。石田様のお店でも現地製造の正田醤油を採用しているということで、会話が弾みました。

塾の講義や卒業制作発表会の審査を通じて、ふたつの目的は十分すぎるほど達成できました。

なにより、鳥居塾長や講師の方々。有名なラーメン店の店主さん、ラーメン評論家の方々との出会いが収穫ですね。

僕の場合、大変幸いなことに同期に大成食品の方（現在の塾事務局　古米＠営業部門）がいました。塾生時代も、卒業してからも、味創りや製麺のことなど、質問しやすくて助かりました。

今も、一般社団法人　日本ラーメン協会に入っていますが、このご縁も鳥居式らーめん塾から、といっていいでしょう。東京ラーメンショーのお手伝いをしたあとの協会の集まりに誘ってくださったのが大成食品の方々でしたから。

日本ラーメン協会に入ったことでさらにたくさんの繁盛店主、ラーメン業界の方々と知り合い、ドイツに行く石田　として覚えてもらうことができました」

「卒業生は再聴講永久無料」が魅力

鳥居式らーめん塾では、卒業生の再聴講永久無料という制度があります。 これも、僕にとってはとてもありがたくて…

一時帰国のタイミングがあえば、なるべく顔を出すようにしています。

福井先生に味創りの質問をしたり、先輩店主の方や専門科目の講師の方にアドバイスをいただいたり。 逆に海外での出店、開業についての質問に答えたり。 再聴講することで学べることがあるだけでなく、お互いに気軽に相談できる場なんですね。

なにしろ、塾で出会う人とは利害関係がありません。利害関係がないからこそできる率直な会話が、とてもありがたいですね。 卒業直後より、卒業して時間がたつほど、塾での出会い、学びがきいてくる、と感じます。