東京ラーメンショー2015レポート
大成食品株式会社の直営店・麺彩房中野本店は、鳥居式らーめん塾14期生大山家さん、16期生十二分屋さん、日本ラーメン協会会員の「丸め」さまと合同で「東京ラーメンショー2015」第2幕(10/29〜11/3)に出店! 6日間を通して新ご当地らーめん「山口牛骨中華そば」を提供し、好評を博しました。
動画で紹介! 合同出店ブースの様子
今年で7回目を迎える東京ラーメンショー。
第一幕は10月23日から28日までの6日間。第二幕は29日から11月3日までの6日間、全国のご当地ラーメンの名店、繁盛店のコラボブース各20店がここでしか食べられないラーメンを販売します。開催期間は過去最長の12日!
2009年開催の第1回には鳥居式らーめん塾9期生と麺彩房有志で、純国産らーめんを販売しました。
その後は、日本ラーメン協会ブースの期間限定出店枠で参加してきたチーム大成食品(株)。今年、とうとう「一幕通しての出店」が実現しました!
今年、麺彩房中野本店有志と荻原製麺技能士を含むチーム大成食品株式会社がタッグを組んだのは…
鳥居式らーめん塾14期生 大山さん@大山家(武蔵境/昭島 写真右)、日本ラーメン協会会員の丸目さん@丸め(東久留米、武蔵小金井、田無 写真左)と
開店以来、ラーメンイベント連勝記録を更新しつづけている 鳥居式らーめん塾16期生 宮川さん@十二分屋(滋賀県彦根市、草津市、長浜市)。
このメンバーで、主催者側から与えられたお題=山口県下松(くだまつ)市、光市のご当地ラーメン「牛骨ラーメン」をリスペクトしたラーメンを開発、販売することになったのでした。
各店主&荻原製麺技能士@大成食品(株)は、事前リサーチを十分重ねたうえで、現地視察へ。牛骨ラーメンの名店を食べあるき、地元の醤油蔵をいくつも訪問。帰京後も多忙な日々の合間をぬって、たびたび試作会を開いていたとか。
筆者は、鳥居式らーめん塾の聴講にいらした大山さんや宮川さんからこうした進捗状況を小耳に挟んではいたものの…。
全貌は結局「マル秘」のまま(^^; 東京ラーメンショー出店初日を迎えたのでした。
第二幕開幕初日 10月29日(木)は曇り空。風はなく過ごしやすいお天気。
午前9時すぎに最寄り駅に到着し、駒沢オリンピック公園へ♪
ポケットにはもちろん、セブンイレブンで購入した前売り券が入っています(^^) 前売り、当日券とも税込850円ナリ!
途中で福井@鳥居式らーめん塾味創り担当講師と合流!
福井「今回も相当おいしいものができたらしいですよ。しかもローストビーフが2枚ものるそうです(^^)b」
山内「うわ〜牛づくしですね♪ 楽しみ(^^)]
などと話しながら中央広場へ。
本部席前で、東京ラーメンショーの実行委員長でラーメン評論家の大崎裕史さんを発見♪
全国各地のラーメンイベント会場を指揮していた大崎さん。すっかり日焼けされてます。
大崎「第一幕は博多と北海道が人気がありましたね。
第二幕は昨年11000杯も売り上げた福島をはじめ首都圏の超有名店、繁盛店が揃っています(^^)
週末、祝日がありますし、今年も昨年並か、それを上回る来場者数が期待できそうです」
とか。
本部席で公式パンフレットをいただいて、18番ブースへ!
本部席やステージ、チケット売り場側から、てくてく、「ライバルたち」のブースを偵察(?)しながらの移動です。
福井「年々、看板やのぼりが華やかになってきましたねえ(^^)」
山内「あ、等身大の舞妓さん発見♪
今年もご当地ゆるキャラたちが会場内を練り歩くんでしょうね。うまく会えるといいなあ〜(^^)」
会場内を歩くだけでワクワクします。
オープンまで40分近くあるはずですが、いくつかのブース前では朝礼が始まっていました。
われらが18番ブース前は…カラフルな幟がはためくばかり。
「おはようございます…」
福井講師につづいて18番ブースの厨房へ入ると、ちょうど試食の真っ最中!
なるほど、オープン前の最終チェックタイム、でしたか(^^)
しかし…
大山さんも宮川さんも、なんとなく険しい表情…(@@;;
大山&宮川「先生、お願いします!」
福井講師の前に丼が差し出されました。直前の試食会の様子は動画をご参照ください。
福井講師のコメントを受けて、店主たちを悩ませていた香味油の分量が決定!
全スタッフがそれぞれの持ち場に戻り、準備を進めました。間もなくオープン時刻です。
試食会段階での「商品見本」がこちら。
看板にいつわりなし!
大判ローストビーフ2枚がのっています。
卵はかたゆで卵。九条ネギ、ゆでもやし、という陣容。お肉の鮮やかな色合いと、甘いビーフの香りと醤油の芳香が食欲をかきたてます!
10時を過ぎたので、さっそくブース前へ!
私の後ろにどんどん他のお客様が並んでいく気配を感じながら、待ちます。
山内「ノーマルバージョンでボリュームは十分ありそうだけど…トッピングも気になるわ〜(^^)」
悩んだ末に…
ローストビーフ追加!
+400円で大判ローストビーフが3枚増えます。
丼をくるりと囲むように5枚のローストビーフが♪
壮観です! *\(^o^)/*
じっくりことこと煮込んだ牛骨スープを山口県下松市の醸造会社 原田醤油さんからとりよせた醤油を使った特製ダレ、特製香味脂で調味。香り高く、こくのあるまろやかな味わい。飲み口がとても軽やかなので、ぐいぐい飲めてしまいます。
パツッとした歯切れのよさを感じる低加水の細ストレート麺はもちろん大成食品株式会社の製麺技能士謹製麺。
小林料理長@麺彩房中野本店/直売チーム によると、ブースから喫食スペースまで相当距離があることを見越して、ゆで時間を短く設定してあるとか。おかげで、気の済むまで撮影したあとで食べても、最後までおいしくいただけました!
ちなみに…
限定トッピングのホルモンミックスとは、牛筋のうま煮+ローストビーフの切り落としのミックスでした。
別皿盛りで提供されます。
二種類の食感と旨味が楽しめて、食べごたえ満点!
連日Twitterで現場発の情報をチェックしましたが、トッピングは日ごとに進化。最終日には煮込み+味玉トッピングに。
上品なローストビーフに、こっくり甘辛味の煮込みが追加されると、さらにフックのある一杯に進化した模様。
※大山さん@大山家店主が語る「山口牛骨中華そば 開発エピソード」はこちらの記事をご覧ください。
大山さんは今回で3回目の出店。毎年「地元産の醤油」にこだわって開発されているとか。
※最終日は煮干しにこだわる名店・丸めさんの特製限定が出た模様! 丸め店主のTwitterより。こちらも大好評、早々に完売した模様。
厨房では、先日鳥居式らーめん塾を卒業した21期生の松浪さん@岐阜市 麺屋無双 (写真中央で調理中)と
近さん(写真左)@川崎市の姿が。
ブースでは、合同出店のため当然のことながら初めて会う人、初めての作業がいっぱい。
最初のうちこそ少々緊張気味に見えましたが、
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございます!」
の声は元気いっぱいでした。
鳥居式らーめん塾で味創りの基礎基本を習得した上で経験する東京ラーメンショー。
一日千杯単位の量を仕込み、提供する経験は、未来の繁盛店主にとって貴重な糧となることでしょう。
近い将来…大山さんや宮川さんのように、合同出店者としてタッグを組めたら素敵ですね(^^)
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次回 第22期鳥居式らーめん塾は来年2月13日開講!
ただいま塾生募集中です。
脱サラしてラーメン店主をめざす方。フランチャイズチェーンからの独立を希望するラーメン店主の方。
商品開発力を磨いてさらなる飛躍をめざす繁盛店主の皆様。
第22期 鳥居式らーめん塾入塾をご検討ください。
お腹がいっぱいになったら、会場内を散策。
今日のステージイベントは午後からのよう…。
出演者とステージ内容等は公式サイトをご覧ください。
本日29日14時からは日本ラーメン協会 presents
『業界を支える“ラーメンwomen”トークショー&ラーメンミュージシャンSpecialライブ』が予定されています。 出演されるミュージシャン・
サニーデイ・サービス田中貴 さんがプロデュースした「ラーメン本 Ra:」には、「人気店を支える大成食品の麺作り」と題した記事が!
毎年、東京ラーメンショー用の麺を開発している荻原製麺技能士のインタビューも掲載されているんですよ(^^)
企業、物販ブースエリアでは福引きやクイズ、土産ものや物産市、ドリンクにスナック等のお買い物が楽しめます。
東京ラーメンショー名物 ガリガリ君アイスのブース。
今年もラーメンを食べおえた来場者で長蛇の列ができることでしょう。
さて、ポケットの中にはもう一枚、前売り券が。
軽めのをもう一杯♪ということで、20番ブースの「魚介和ダシ醤油ラーメン」へ。
公式サイトの出店一覧によれば、
ブース前で福島鰹(株)の坂本さん=鳥居式らーめん塾和だし講師、鳥居式らーめん塾8期生 とばったり!
福島鰹(株)さんのお取引先のお店も出店されているのだとか。
坂本「長谷川、井上もきてますよ。3人でもう5杯くらい食べました(^^)b」
毎度、研究熱心なチーム福島鰹(株)です(^^)
坂本さんと別れ、実にやさし〜い一杯をするするっといただいて、もう満腹!
…でしたが、スイーツは別腹♪
追加のチケットを買いに走り、かき氷ブースへ。
ハロウィンが間近につき、パンプキンキャラメル(ラーメンチケット+200円)を注文。
食欲の秋をたっぷり満喫して、東京ラーメンショー2015会場をあとにしたのでした。
<おわり>