去る７月５日夜、「大成食品株式会社　七夕の集い」が日本閣で開催されました。
日頃からお世話になっているお取引先、社員、スタッフとそのご家族をお招きし、大成食品（株）の一年間の歩みをご報告する恒例行事です。 まずは鳥居代表が登壇。
５月の決算からの現状報告と、平成２６年度の経営目標、指針等が発表されました。
鳥居代表「２００１年に始めた『七夕の集い』も今年で１４回目。
今宵、我々の仲間、ご家族の皆様、日頃から大成食品を応援してくださる皆様と、こうしてお会いできることを心から嬉しく思います。
５月の決算を終えてしばらくたちますが、前期は上々の成績。
営業利益は一昨年の倍に増えました。これには製造工程の見直しを始めとする、社員の皆さんの努力が大きく貢献しています。この良い流れに今期ものっていきたいですね。 前期のトピックスとしては、例年以上に海外視察を重ねました。
海外市場開拓に向け、英文のカタログを作成。
昨年１０月にシンガポールで開催された日本食品の展示会　＜Oishii JAPAN 2013＞　で配布しました。 ＜東京ラーメンショー２０１３＞では、我々のお客様といっしょに出店するコラボ企画に初挑戦。
ラーメン評論家や繁盛店、有名店の店主の皆さん、一般のお客様から大変高い評価を得ました。
その後も多くの店主さんから
「大成食品の味はすごいよね、ラーメンショーやってるからね」と言われるようになり、大変嬉しく思っています。
今年度も、試行錯誤を重ねて、新しい、大成食品ならではの、お客様に喜ばれる商品を開発していきましょう。 業務用生麺が主体の大成食品ですが、近年は一般消費者向けの直売事業にも注力。

 

 

 

工場直売「大成麺市場」はすっかり地域に定着

地元中野区内のイベントに積極的に参加して、一般のお客様に大成食品を知っていただく活動を、今期もいっそう推進していきます。
　例：わんぱく相撲中野区大会、第二成人式、2014なかの育フェス
さて、ISO22000（食品の安全衛生に関する国際標準規格）認証の２次審査がおかげさまで無事終了しました。

　2011年5月取得／報告記事

 

次の３年に向かって、社員スタッフ全員がISO22000を積極的に活用することが、大成食品の発展につながります。
今期の大成食品株式会社の経営目標は＜笑顔を創るために、経験に学び、未来に挑戦＞としました。
世の中の変化にあわせ、我々も変わり続けないと発展、成長していけない。
企業理念である＜お客様の笑顔を創りつづける＞ために。大成食品株式会社の未来のために。
皆さんからのアイデア、積極的な提案、チャレンジ精神に大いに期待しています」

 

続いて特別講演が。
今年は九谷焼陶芸家　北村 隆氏にお願いしました。

２００６年以来２度目の登壇です。

 

 

３０年にわたって北前船を描きつづける　オンリーワンの創作活動で皇室、芸能界にもファンの多い方です。
全国北前船研究会会員としても精力的に活動中。

 

＊北村隆氏の「九谷焼　竹隆窯」公式HP
　
　 北前船とは、江戸時代から明治中期にかけて国内物流の要として隆盛を極めた商業船のこと。 少人数でたくみに船を操って荒波の日本海へ。
北海道、北陸、大阪、九州…全国各地の港で付加価値の高い商品を売買していました。各港での他の船との競争は熾烈。勝ち抜くために、船主が、船頭が、どん な工夫をこらしたか…その商いの方法と成功の秘訣。また明治後期以降、北前船が没落していった経緯は、現代のビジネスにも共通点が多い、と北村氏。 花鳥風月を描く陶芸家は世に数多くあるが、
「北前船を描くものは日本で自分だけ！」

 

北村隆氏の作品

 

氏の精力的な創作活動、一途に志を貫く姿勢とも響き合い、企業として、一人の人間としての成長の手がかりをいただく６０分となりました。 懇親会は、福島鰹株式会社　東京営業所　長谷川所長の乾杯でスタート。 社員有志が企画、運営したアトラクションには関西発のお笑いグループ　シスターズ（メンバーの一人は上海麺館スタッフ！）が登場。大いに場を沸かせました。

 

司会は直売チーム　ゾウさんが担当

 

豪華な社長賞が用意されていた抽選会では、第一段階のくじで選抜されたメンバーでじゃんけん大会に。
壇上にあがったスタッフたち、大はりきり。
最終決戦のお手本として、麺彩房本店vs.五反田店の＜本気じゃんけん＞も披露され…
場内は終始、笑顔でいっぱい。 小麦粉卸の株式会社　久我　久我代表取締役社長の三本締めでお開きに。
「チーム　大成食品（株）」の意気と結束がいっそう高まる夜となりました。