ラーメン産業展 in Japan レポート | お役立ち情報 | 大成食品株式会社

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イベント | 2024.10.17

ラーメン産業展 in Japan レポート

ラーメン産業展 in Japan レポート

繁盛店創りのエキスパート 大成食品株式会社は、2024年10月9日、10日 東京ビッグサイト東ホールで開催されたラーメン産業展 in Japan(同時開催 FOOD STYLE Japan 2024、外食経営DX EXPO)に出展。ラーメン店主様、独立開業予定の方、ラーメンを提供する他業種、他業態オーナー様に向け、業績向上と諸物価高騰、人手不足などの課題解決に役立つ商品、サービスをご紹介しました。

公式サイトによると今回の展示会には全国の食品、飲料、設備、サービスなど多種多様な企業 約700社が出展。2日間でのべ約38,000人(両日とも来場した人は1名としてカウント)が来場しました。

大成食品(株)ブースではお店のご繁盛に役立つ新商品、サービスを紹介。コロナ禍以降、休止していたラーメン学校・鳥居式らーめん塾の最新資料も配布されていました。

2分で視察! 産業展会場風景ダイジェスト

初日の会場風景を約2分の動画でご紹介します。

<参考>展示会公式サイトの日報もあわせてご覧ください。

初日終了報告

2日目の会場風景

 

開幕セレモニーには鳥居憲夫会長も参列!

10月9日午前9時半からはオープニングセレモニーが開催されました。

当展示会の後援、協力にあたった来賓の方々が登壇。前列右手には、全国製麺協同組合連合会の会長を務める鳥居憲夫@大成食品株式会社会長の姿も☺️

ラーメン文化振興議員連盟会長の石破茂総理から届いた祝電が披露され、高らかなファンファーレとともに2日間にわたるラーメン産業展 in Japan が幕を開けました。

 

ラーメン産業展 開幕セレモニー

写真左上 オープニングセレモニーの様子。右上 総理からの祝電は会期中、正面受付の壁に掲示されていました。

右中 鳥居憲夫@全国製麺協同組合連合会会長・大成食品株式会社会長。

左下 入り口で配布される案内図や業界新聞、チラシ等。

右下 新商品コレクション。ボードに掲載されているのはごく一部。各社ブースには複数の新商品、おすすめ商品が展示されていました。

 

大成食品コーナーは新商品の展示、試食会。鳥居式らーめん塾のご案内も。

今回で19回目を迎えたラーメン産業展。

大成食品株式会社はコロナ禍で出展を断念した2020年、2021年をのぞき、毎回出展しています。

今回のブース番号は2D−20。パートナー企業 福島鰹株式会社株式会社富士商会、株式会社beacon との合同出展です。

ラーメン産業展 大成食品ブース

ブースには福井@商品開発マネージャー、荻原@営業顧問、製麺技能士と、グループ企業 八幡製麺所(株)の林@営業担当が常駐。

業界トレンドや省力、省エネ、省コスト等の課題解決に役立つ新作麺、新作ラーメンレシピを紹介しました。

福井@商品開発マネージャーのレシピによる海老辛、特製味噌ダレ、藻塩のタレなども麺とあわせて展示されていましたよ。

写真左上、右上で福井@商品開発マネージャーが紹介しているのは、無化調の塩油そば。スープオフでコストと仕込み時間を大幅に削減。その分トッピングを充実させるとともに、タレ類、トッピングもすべて無化調として訴求力、付加価値を高めています。

写真右中:福井@商品開発マネージャーのレシピによる新商品の藻塩のタレは当展示会が初お披露目。こちらを使った無化調の清湯塩ラーメンの試食会も随時行われました。

今回のトピックスは、鳥居式らーめん塾の復活!

コロナ禍以降も、個別での開業支援、運営支援は行われていましたが、少人数=塾形式での再開は久々です。塾を休止している間に、社会情勢や業界環境等が大きく変動したこともあり、カリキュラムを刷新。来春なるべく早い時期の開講を予定しているとか。

ブースでは新・鳥居式らーめん塾の最新資料を配布していました。

荻原営業顧問によると、商品開発力を磨く味創り実習メインの専門コースを新設。塾の概要説明会を11月−12月に開催予定だそうです。

参考記事:塾生募集要項

鳥居式らーめん塾 新カリキュラムのご案内

 

*大成食品(株)主催の繁盛店主養成講座 鳥居式らーめん塾および弊社の開業支援、運営支援にご興味がある方は、公式サイトお問い合わせ欄からお名前、店名、ご連絡先等をお知らせください。

塾の説明会の日程が決まり次第、お知らせします。

福島鰹(株)コーナーの和風ラーメン試食会、今年も大盛況!

ラーメン産業展 福島鰹ブース

写真は、大正11年創業の老舗 福島鰹株式会社のコーナー。

新商品の展示と新作だしパックを使った山形辛味噌ラーメンの試食会を実施していました。

試食のラーメンは、鳥居式らーめん塾27期生の中村さんをはじめ東北支店の皆様が主体となって開発したレシピだそう。

展示しているだしパックに特製の味噌返しを使えば、パート、アルバイトスタッフでも比較的容易に美味しいラーメンが作れます。だしの抽出には専用のマシンを使えばさらに省力化が見込めます。

会場では福島鰹(株)のパンフレットとあわせて、試食メニューの詳しいレシピも配布されていました。

鳥居式らーめん塾の味創り実習や”麺”夢塾でいつもお世話になっている東京支社の皆さんはもちろん、京都本社および全国の支社支店から応援にかけつけたチーム福島鰹の皆様が、朗らかに接客する姿が印象的でした。

中村さんによると今夏、福島鰹(株)の公式通販サイト「だしナビ」がリニューアルオープンしたそうですよ。

ラーメン産業展は業界関係者限定の商談展のため一般の方の入場は不可ですが、通販サイトなら一般の方も、全国どこからでもご利用OK。

大成食品の直販店 楽麦舎や麺市場でもまだ扱っていない新商品、レアな商品もありました。

だしにこだわるご家庭、スープから仕込むような自作ラーメン愛好家の方はぜひアクセスしてみてください☺️

 

下の画像はスマホでアクセスした「だしナビ」のトップページ。Instagramでレシピ紹介などの動画を多数配信されていて、気になる商品があれば、「だしナビ」で詳しい情報を確認したり、注文したりできます。

 

だしナビ 福島鰹公式通販サイト トップページ

 

富士商会(株)コーナーでは新作メンマと定番商品を展示。

創業1928年! メンマのパイオニア (株)富士商会コーナーでは、新作メンマおよび定番メンマ各種の展示、試食会が行われていました。昨年はレストラン、居酒屋等に向けのおつまみ系味付メンマも並んでいましたが、今年の展示は「ラーメン店向け」に商品のタイプ、種類を絞り込んでいるように見受けられました。

今回の新作は、細目で歯切れのよい塩メンマと味付けメンマtype-k 。

ラーメンにのせるには、ちょうど良い太さ、食感です。見た目も味わいも洗練されているように感じました。

乾燥メンマを戻して味付けすると食材原価的には割安ですが…
乾燥品をおいしいメンマトッピングに仕上げるまでには相当な手間暇と時間、水道光熱費、ラーメン店主さんや職人さんの技術と人件費等がかかります。食材にこだわるお店であれば、ラーメンの種類にあわせて穂先メンマ、極太メンマ、細メンマなど、複数のメンマを仕込むところも多いでしょう。

姿かたちが整ったほどよい食感、味付けの新商品の採用で、解決・改善できる現場の課題がかなりありそうですよ☺️

 

ラーメン産業展 富士商会

 

(株)富士商会ブランド業務用メンマの一部商品は、大成食品(株)の直販店 麺市場@中野ブロードウェイ地下 で扱っています。正面入り口右側の棚にご注目。近隣のお店の方にもご愛顧いただいています。

業務用メンマ各種を大量に・定期的にご入用の飲食店様は、大成食品(株)本社までお問い合わせください。

麺市場業務用食材コーナー

 

beacon(株)コーナーには繁盛店の最新施工事例がずらり!

繁盛店の設計施工ならおまかせの株式会社beaconのコーナー。今年も最新事例がたくさん掲示されていました☺️

ラーメン産業展 beacon

社長の柚山さんは鳥居式らーめん塾の講義や直営店、らーめん塾卒業生のお店の設計施工等でお世話になっています。

今回、大成食品&パートナー企業が共同出展している2D-20ブースも柚山社長が手掛けたもの。

昨年と同じ看板、柱等を使っていますが、コマの向き、ブースのサイズ等が違うので、各社のレイアウト等には細やかな配慮が必要だったと思われます。

beaconのコーナーには事例写真をじっくり眺める方、お店創りの相談をする方が頻繁に訪れていましたよ。

全麺連ブースでは国産小麦麺の品評会出品作の展示と試食会を実施

時間は前後しますが…開幕セレモニーを終えた鳥居憲夫会長と一緒に全麺連ブースも見てきました。

今年で第3回を迎えるラーメンコンペティション日本2024 ➖国産小麦使用生中華麺品評会➖ に出品された製品が展示されていました。

配布されていた開催要項によると、今回のコンペには、ラーメンI類:茹で上げ後、湯切りしてスープに入れて食する中華麺 に43点。

ラーメンⅡ類:つけ麺や冷やし中華用等として茹で上げ後、麺を水洗いし食す麺に 23点。

米粉麺部門には14点がエントリーしていました。

8月末で募集を締め切り、9月12日に外観、官能審査は終了。

参考:全麺連公式Xより 9月12日の審査風景

 

来たる10月22日の全国製麺業者全国大会東京大会で結果発表、表彰式が執り行われるそうです。

 

今年の全麺連ブースでは、コンペ出品作の展示に加え、過去に受賞した麺の試食会を実施。来場者の関心を集めていました。

 

写真左上 鳥居憲夫@全国製麺協同組合連合会会長とともにラーメンコンペティション出品製品の展示会場へ。

写真左下、右下 大成食品株式会社とグループ企業もエントリー。コンペの開催要領によると大成食品株式会社は写真のラーメンⅠ類に加え、Ⅱ類、米粉麺の各部門に出品。グループ企業の株式会社八幡製麺所、比留間製麺株式会社はラーメンⅠ類、Ⅱ類の両方にエントリーしていました。

写真右上 全麺連ブースでは、過去の受賞製品の試食会を開催。写真右中は試食会予定表。

全麺連ブース

多彩なテーマで全29セッション開催。専門セミナーも大盛況!

産業展で見逃せないのが専門セミナー。

毎回、食の業界の最前線で活躍する著名な経営者や多彩な分野の専門家の方々が登壇します。最新の業界事情やノウハウをつかめる貴重な機会です。なんとすべて無料、事前申し込みも不要で受講できます。

今回は3つの会場で全29コマのセミナーが開催されていました。

大成食品のお取引先限定セミナー ”麺”夢塾の講演でお世話になっているA-FRAME代表 小川剛さんも初日のA会場に登壇されていました。

📢小川さんは、10月22、24日に開催される第32回  “麺”夢塾の特別講演にも登壇予定です。

 

写真左上は大盛況のセミナー会場。右上、左下は各会場入り口に設置されたセミナープログラム。

写真右下 東京ビッグサイト出口に置かれた案内板。

専門セミナー

次回のラーメン産業展は来年9月25、26日開催予定とのこと。また来年、東京ビッグサイトでお会いしましょう。

<おわり>

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