「第20回 大成食品グループ 秋の集い」レポート  | お役立ち情報 | 大成食品株式会社

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イベント | 2020.11.09

「第20回 大成食品グループ 秋の集い」レポート 

「第20回 大成食品グループ 秋の集い」レポート 

大成食品グループの社内研修「秋の集い」が10月31日、中野サンプラザで開催されました。(写真は第一部の特別講演の様子)

毎年恒例の「七夕の集い」がコロナ禍の影響でこの日に延期されたのです。


200名収容できる会場に、大成食品株式会社と株式会社八幡製麺所の社員、スタッフ、日頃からお世話になっているお取引先の方々など40名が集まりました。

全員、健康状態は良好。マスクを着用し、入り口で手指消毒と検温を済ませて入室。大きな円卓に5名ずつ、たっぷりと距離をとって着席…

中野サンプラザ の皆様のご協力もあり、3密を回避し感染防止対策万全な状態で「秋の集い」に臨むことができました。

鳥居憲夫代表による開会挨拶

まずは鳥居憲夫 大成食品株式会社代表取締役社長 が登壇。

コロナ禍の影響で秋に延期になり、規模の縮小を余儀なくされたとはいえ、こうして大成食品グループの社員スタッフの皆さんや、お世話になっている方々と集えたこと。「心友」大谷徹奘師 の法話をともに学び、大成食品グループの将来について考え、語り合える機会をもてることに感謝の意を表しました。

鳥居代表によると、「七夕の集い」を始めた2001年も会社は大変な状況にあったとか。

しかし、ピンチのときこそ社内の結束をかためることが重要と考えて第1回の集いを開催。

以後、回を重ねるにつれ、会社と社員スタッフが成長していったと振り返りました。今回の集いも、グループ内の絆を強化し、今後の成長の糧となることでしょう。

第一部は薬師寺 大谷徹奘師の法話

集いの第一部は外部の講師をお招きしての特別講演です。

今回は、薬師寺の大谷徹奘師の法話で「心の勉強」をしました。

 

新型コロナウィルスの感染拡大、緊急事態宣言の発令等で、大谷師も多大な不自由を強いられたそう。

全国各地を精力的に巡って開催してきた法話、講演の予定は全てキャンセル。長年取り組んできた震災、風水害等の被災地支援活動も「感染不安があるので、県外の人は来ないでほしい」と断られるありさま。

大勢の参加者に仏の教えを語りつたえる。

助けを求める人のもとに駆けつける…

といった、「今までのやり方」をあきらめざるを得なくなった大谷師。やむなく、メール配信や法話のオンライン配信など、新しい方法に取り組むことに。

しかし、最初のうちはなかなか思うようにはいかなくて…

ご自身の経験をふまえ、これからの時代を生きるための心のあり方を教えてくださいました。

 

法話の一部を動画でご覧ください。


⭐︎大谷師には多数の著書があります。法話会はオンラインで開催中。詳細は薬師寺 大谷 徹奘 公式サイトをご参照ください。

 

画像は薬師寺 大谷 徹奘 公式サイトホーム画面より転載。

薬師寺 大谷徹奘 HPトップ画面

 

 

法話のあと、ひとりひとりに色紙を書いてくださいました。

 

大谷師が全国法話行脚を断念したように、大成食品グループの各部門でも、コロナ禍の影響で「今までのやり方」が通じなくなり、あきらめたことが多々ありました。

 

<参考動画>

2020年10月3日で創業103周年を迎えた大成食品株式会社。2020年春から新型コロナウイルスの流行で多大な影響を被りました…

お客様はもちろん、自身の安全も確保しながら、お客様の笑顔を創りつづけるには?

皆それぞれ悩みつつも、知恵と力を出し合い、試行錯誤を重ね、新たな試みに挑みながら、この日を迎えたのです。

 

 

皆、大谷師からいただいた色紙を大事に抱えて、席に戻っていきました。

 

第二部の懇親会も「新しい生活様式」で和やかに進行

さて第二部は懇親会。今回も小麦粉卸の株式会社 久我 久我洋二 代表取締役社長(写真)に乾杯のご発声をいただきました。

ソーシャルディスタンスをキープしながらのお食事タイム。
筆者のテーブルでは、福井則雄@大成食品(株)顧問・商品開発マネージャー・鳥居式らーめん塾味創り担当講師と、和だし担当の徳田講師@福島鰹(株)東京営業所 が歓談中。
ほぼ貸し切り状態にすいていた新幹線に乗って、開業支援やメニュー開発支援に出向いた話や、麺屋みつる@7期生、麺屋たち花@6期生 など最近新装開店した鳥居式らーめん塾卒業生の近況。

元麺彩房中野本店店長 渡辺さんのお店 麺屋わおんの快挙の話題。

福島鰹(株)で開発したラーメン用の特製味噌や、新商品・冷凍カレーソースの情報などをシェアしていました。

 

すると、お隣の席から「鳥居式らーめん塾は今年開講しました?」

と質問が。

製麺切刃、食品スリッターを扱う(株)明正代表の金子様と技術営業部主任の小川様でした。(株)明正は、創業100余年の老舗切刃メーカー(株)金子製作所の販売会社です。

 

切刃については鳥居塾長の麺の講義

製麺工程ページで目にしたり…

製麺工程 切り出し

刀削麺風の中華麺、生パスタのリッチャレッレを製麺している切刃(写真)

刀削麺@大成食品の製麺技能士謹製麺

が特注品だ…ということくらいしか知らない筆者。

麺ののどごし、ゆで時間を左右する切刃。お客様のあらゆる要望にこたえて一から設計、製造していくという開発ストーリーを、大変興味深く拝聴しました。

 

*ちなみに今年の鳥居式らーめん塾は感染防止のため休止。個人指導での開業支援、運営支援のみ、感染防止策を講じながら実施しています。

 

後ろのテーブルでは店舗部門のメンバーが歓談中。
2月からこの方、感染拡大状況や、国、都からの要請に翻弄されつつも、迅速かつ誠実に対応してきました。

 

「10月29、30日の上海麺館新作お試しイベントは、おかげさまで大成功でした。

次は、11月11日の麺の日。豚そばplusのワンコインランチイベントを開催しますよ」

上海麺館 麺の日ランチイベント 豚そば

と田邊店舗統括が言えば…

麺彩房中野本店の植竹店長も

「麺彩房ではらーめんが500円になります!」

と情報提供。

両店とも感染拡大防止策を万全にして開催予定とのことです。

麺の日ランチイベント告知 麺彩房はらーめん500円

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

恒例の抽選会には、ふぐやカニ、銘柄牛のギフトセットなど、豪華な景品がたっぷり! 結果発表と景品受け渡しの方法を変更し、スピーディーかつ密集することのないよう配慮されていました。
司会をつとめたのは「集い」初参加の直売メンバー。

楽麦舎や麺テイスティング・カフェショップ MENSTA、工場直売およびTwitterで大活躍のふたりです。

一番盛り上がったのは、鳥居常務の提案で急遽始まったじゃんけん大会。(写真)

常務がひきあてた豪華カニギフトをかけて、参加者全員とじゃんけんぽん! 数回の熱戦を経て、勝ち抜いた人に景品が譲られたのでした。

じゃんけんに負けた人も勝った人も、声量は控えめ。その分、表情やアクションでたっぷり感情を表現していました。これも新しい生活様式⁉︎ 

 

 

鳥居憲太郎常務による閉会挨拶

食事中以外はマスク着用。ソーシャルディスタンスに配慮しながらの会話も弾んで、たちまちお開きの時間に。

鳥居憲太郎常務取締役が中締めのご挨拶に立ちました。

コロナ禍のピンチにも迅速に対応し、新たなターゲットや新事業に向け、戦略的に挑んでいる大成食品グループ。

創業103周年を迎えたこれからの1年も、お客様の笑顔を創るために「あせらず あきらめず 一歩一歩」前進してまいります。

<おわり>

 

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