【開業運営支援】「麺や木蓮」荒井様より鳥居式らーめん塾と開業支援で育まれた製麺技能士との絆
製麺技能士の技と情熱に感激
鳥居式らーめん塾9期生「麺や木蓮」店主 荒井様。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山の梨農家から、ラーメン店主に転身。弊社の製麺技能士ととことん語り合い、試行錯誤の末に完成させた特製麺に、独特の芳香をはなつ濃厚豚骨スープをあわせた豚そばが大ヒットし一躍繁盛店主に。そんな荒井様に鳥居式らーめん塾と開業支援で育まれた製麺技能士との絆について、コメントをいただきました。
8月末のラーメン産業展にいらした鳥居式らーめん塾9期生 「麺や木蓮」店主の荒井様にお話を伺いました。
荒井様(写真右)、同期の田辺@大成食品商品開発・運営支援担当の製麺技能士 と談笑中。
荒井様「大成食品さんは非常にアットホームな会社です。とことん親身になってくれ、長く付き合うほどかゆい所まで色々やってもらえて、ますますよくなるという感じ。
だから、これは誰にでも共通していえることではないかもしれませんので、念のため。
自分は第9期 鳥居式らーめん塾に入り、卒業。2009年5月に初めて開催された東京ラーメンショーにも参加。そこから大成食品さんの開業支援を依頼と、細かくステップをふんできました。
コミュニケーションをとるのが苦手な自分には、この長時間かけて少しずつ準備をすすめていったことがとてもよかったです。
自分が麺に、ラーメンに何を求め、こだわっているのか、担当の製麺技能士さんととことん語り合い、情報共有できました。
本場の豚骨ラーメンを出す、というコンセプトを実現するための貴重な準備期間になりました。
私のように人付き合いが苦手な人は、まずは鳥居式らーめん塾に入るところから始めたほうがいいかもしれません(笑)
開業にあたっては、「麺や木蓮」専用のオリジナル麺を開発していただく際、すごく贅沢に手間暇をかけてもらいました。
こちらは、未経験からの開業です。
交通量がそれほど多くもない新京成くぬぎ山駅の踏切わきに、トレーラーハウスの店。ここで開業しても、はたしてどれだけ売れるか、麺の注文があるか、わからない状態です。
にもかかわらず、私のこだわり、リクエストを全部いれた特注麺をつくってもらえたんです。
これは塾生でないと味わえなかったことです。大成食品の製麺技能士のみなさんと、麺やスープについて、とことん語り合う時間と機会があったからこそ、実現できたのだと思います。
あのとき2か月くらい面倒をみてもらってた新井製麺技能士さんが、「麺や木蓮」の麺の開発のために、みっちり動いてくれました。
とある有名店の麺が気になる。
遠方のあの話題店みたいな麺がほしい、といえば、即視察にとんでいってくれた。
私のリクエストする食感や風味をだすために、いろいろと珍しい粉、貴重な粉も見つけてきてくれて、さっそく試作してくれたんです。 鳥居塾長の麺の講義にもありましたが、粉の銘柄も、添加物も、配合比率もはんぱないほど種類があるんです。試作品の数も当然膨大になる。
そんな忙しいなかで、2か月間にわたって、毎週3種類くらい試作品をつくっては鎌ヶ谷までもってきてくれて。 お互い言いたいことをがんがん言い合いながら試作を繰り返しました。新井さん、中野と鎌ヶ谷を何往復してくれたことになるのかなあ(苦笑)」
4月から麺の開発が始まり、6月開店にはぎりぎり間に合ったものの、その後も改良を重ねた「麺や木蓮」用特製麺。
店主 荒井様が羽釜でじっくり炊き上げた濃厚豚骨スープとの相性抜群。
開業後、ラーメン評論家、ラーメンフリークたちが絶賛。ラーメン情報誌にもたびたび紹介され、一躍繁盛店に。
その後もスープを進化させつづけ、豚骨部門の名店ランキング常連の座を維持しています。
麺や木蓮
千葉県鎌ケ谷市初富30-17
定休日 水曜日
今月の営業スケジュールもブログからリンクされています。ご来店前にご確認ください。
【プロフィール】
ラーメン好きがこうじて開業を決意。2009年1月開講の第9期 鳥居式らーめん塾に入塾しました。
卒業後は、ラーメントライアウトや東京ラーメンショーの新人発掘イベントなどのコンペやブース出店にも積極的にチャレンジ。
食業界専門商談展で「トレーラーハウス型店舗」を知り、新京成 くぬぎ山 駅の踏切そばの土地に設置。
※荒井様をはじめとする9期生の活躍ぶりは初開催の東京ラーメンショーレポートでご紹介しています。
大成食品株式会社の開業支援を受け、2010年6月に「麺や木蓮」を千葉県鎌ケ谷市に開業しました。
ラーメン新商品開発研究会 麺夢塾にも積極的に参加してくださっています。
麺や木蓮
- 住所
- :千葉県鎌ケ谷市初富30-17
- 定休日
- :定休日 水曜日