第23回 大成食品(株)グループ 七夕の集いレポート
開会挨拶 鳥居憲夫会長
業績報告 鳥居憲太郎社長
続いて鳥居憲太郎社長が登壇。
5月末決算を終えた昨期の大成食品株式会社およびグループ企業2社の業績を報告しました。
業績報告 (要旨)
大成食品(株)の決算は5月末。先日届いた決算結果は増収増益でした。
私が入社以来、売上は過去最高。利益も過去最高といってよい良い結果となりました。
皆様方の日頃のご支援ご協力の賜物と深く感謝いたします。
要因としては、今年1月の麦価改定の影響が大きいですが、社内改革の成果がようやく出てきたためだといえます。
大成食品(株)では数年来、目標管理を徹底。社員は各部署で4、5つの数値目標をもち、毎週結果を報告。達成できなかった場合はその原因や改善策を考えつづけてきました。
PDCAを徹底してから、労働時間が減って働き方改革が進むなど、社内が大きく変わりました。
コロナ禍や物価高騰などによりなかなか結果が出ませんでしたが、1月の麦価改定を機に好転。これまでの努力が(今回の決算結果が示すとおり)良い結果として現れたのです。
2018年にM&Aした(株)八幡製麺所は皮類の製造に高い技術を持っています。
こちらは4月決算ですが、1月に麦価改定と大口の注文が取れたため、順調に業績をのばしています。
昨年6月16日には新たに比留間製麺(株)をグループに招き入れました。
大成食品(株)では手がけていない焼きそば麺、蒸し麺が得意な製麺所です。M&Aによって新たな武器を手に入れた形ですね。
新たな大口案件を受けた場合、比留間製麺(株)の製造ラインも使えるようになったため、成長の可能性が広がります。
グループ各社で需要の波、繁忙期が違うのもメリット。
夏が繁忙期で人が足りず、冬は人が余るという比留間製麺(株)に(株)八幡製麺所の人が応援にいってくれる…M&Aにより、人材不足の課題が解決できる点も強みです。
今後の目標は、これまで大成食品(株)で培った社内改革のノウハウを2社にも広げ、相乗効果をもって成長していくことです。
大成食品(株)の経営理念は「お客様の笑顔を創り続ける」
お客様とは、得意先、仕入れ先はもちろん従業員も含みます。その笑顔は、ここに集まったひとりひとりのひたむきなあゆみの先にあります。ひきつづきよろしくお願いします。
第2部 薬師寺執事長 大谷徹奘師の法話
七夕の集いの第2部は外部の講師をお招きしての特別講演です。
今回も、大成食品(株)関係者にはおなじみの薬師寺執事長大谷徹奘師をお招きしました。
法話のテーマは「心が創る自分」➖お釈迦さまの教説をもとに➖
荒天のため、新幹線がとまり、かれこれ5時間以上もかかってしまった。周囲には、乗務員に「いったいいつになったら列車は動くのか」と声を荒げる乗客もいた…というエピソードから、法話がスタート。
先輩や師匠との衝突、葛藤などの経験談や、紛争が絶えない世界情勢などにもふれながら仏の教えをわかりやすく解説。
職場や家庭などの人間関係にはじまり、大小さまざまな困難や悲しみ、苦しみがある中で、私たちが「幸せ」になるには…?
最初期に文字化されたお経『法句経』をテキストに、おのれの意志(こころ)の持ちようをご指導くださいました。
法話の終盤4分ほどを動画でご紹介します。
画像をタップまたはクリックしてご覧ください。
⭐︎大谷師の法話会はオンラインおよびリアルで随時開催中。
詳細は薬師寺 大谷 徹奘 公式サイトをご参照ください。
法話のあとは恒例のサイン会=色紙揮毫。
書籍やチャリティーカレンダー、薬師寺へ奉納する写経セットなども販売されていました。
📢大谷師の書籍、カレンダーの収益の一部は能登半島地震の復興支援金となります。
趣旨をくんで、ご家族、ご友人のために複数お買い上げくださった方も。筆者もひとそろい、買わせていただきました。
チャリティーカレンダーは公式サイトで購入可能です。前掲の公式サイトより入手方法をご確認ください。
会社に掲示するための書もお持ちくださっていました。