ラーメン産業展 FOOD STYLE Japan 2022 レポート
大成食品株式会社は、9月28日、29日に東京ビッグサイトで開催されたラーメン産業展(同時開催 FOOD STYLE Japan 2022)に出展。
ラーメンを提供するあらゆる業態の店主様に向け、業績向上や独立開業に役立つ商品、サービスをご紹介しました。
上の写真はラーメン産業展のポスター。 会場入り口に置かれた会場案内図やチラシ類。麺業新聞。 オープニングセレモニーの様子。 東京都中華麺製造業協同組合 理事長、全国製麺協同組合連合会 会長等 製麺業界団体の役職を兼任する鳥居憲夫@大成食品株式会社 代表取締役会長(写真後列右から2人目)。今回も式典に参列し、テープカットを行いました。 <動画でクィック見学!> オープニングセレモニー〜初日の会場、ブースの様子を2分弱でご紹介します。 大成食品株式会社のラーメン産業展への出展は、2019年8月以来、3年ぶり。 これまで同様、パートナー企業 福島鰹株式会社、株式会社富士商会、株式会社beacon との合同出展です。大成食品(株)は新商品の展示と開業・運営支援事業を紹介
小間番号1D-10 大成食品株式会社のブースでは製麺技能士謹製麺の新作 家系麺や米粉麺など5種類を展示。
製麺技能士資格をもつ営業チームがお客さまからのご相談、ご質問に対応していました。
グループ企業の株式会社八幡製麺所 への問合せには同社営業マンが担当。
「うちの店のスープにあう麺がほしい」「コスト削減のためにレシピを改良したい」「無化調のラーメンを提供したい」などのご相談に対し、課題解決に役立つ商品や運営支援事業を提案しました。
写真は初日の大成食品(株)ブースの様子
福井@商品開発マネージャー・鳥居式らーめん塾味創り担当講師は、ブース中央に常駐。最新のトレンド、ニーズをふまえた新作ラーメン2品をご試食いただきながら、お客さまのお店の現状をヒアリングしていましたよ。
<鳥居式らーめん塾の卒業生が次々来訪!>
首都圏はもちろん、遠く関西、長野、岐阜などで活躍中の卒業生たちが来訪。近況報告や味創りの質問などをしてくださいました。新作ラーメンの試食がお店での商品開発のお役にたちますように😊
上の写真左下:大山さん@14期生 ラーメン大山家(武蔵境、昭島)店主
右下 松波さん@21期生 岐阜市の麺工房 弾店長
↓鳥居塾長と臼井さん@10期生(京都校1期生) 大阪府泉南郡熊取町 らーめん麺虎店主
25期生の川越さん@ラーメン大山家スタッフ・開業準備中 は国産小麦麺品評会の展示(後述)も熱心に見学されていました。
開業準備に、また開業後にも様々な課題に直面したとき、繁盛店創りの専門家集団である講師陣に気軽に相談できること。全国各地に、同期の仲間や先輩後輩ができ切磋琢磨しあえることが鳥居式らーめん塾のメリットです。
感染予防の観点から、現在は「塾」ではなく、個別指導型をとっています。
新規開業者向けのサポート
既存店の限定メニュー開発、諸物価高騰や人手不足に対応するためのレシピ改良、オペレーション提案など。
おひとりおひとりの店主様が抱える課題をピンポイントで支援しています。
開業支援、運営支援をご希望の方は公式サイトよりお問い合わせください。平日10−17時はお電話でのご相談も承ります。本社代表番号におかけいただき、「開業(運営)支援の担当者と話したい」とおっしゃってくださいね。
参考*大成食品の開業運営支援ページ
<国産小麦使用麺の品評会も盛況>
会場内では全国製麺協同組合連合会(略称 全麺連)主催の特別展も開催されていました。
大成食品の鳥居憲夫会長は、全麺連の会長でもあります。
全麺連のブースに隣接した小間に、全国の製麺業者から出品された国産小麦使用麺 99品が展示されていました。
生麺の傍らには、出品社名。商品名。粉の銘柄と製粉会社名、加水率などの麺の詳細情報が記されたボードが置かれていました。
麺の実物よりもボードのほうを熱心に見つめている方が大勢いらしていて、びっくり。
服装や会話からの印象ですが、ラーメン店主さん、独立開業予定の方々のようでした。国産小麦使用麺で訴求力のある商品を開発するための情報収集でしょうか。
全麺連ブース風景動画
大成食品(株)、(株)八幡製麺所 の麺も出品されていましたよ。
品評会の結果は、全麺連の公式Twitterによると10月12日の全国製麺業者埼玉大会で発表されるとのこと。
「新作麺が気になる! うちの店のスープにあいそうだ」「試食会のラーメンレシピについて、詳しく教えて」
という店主様。とりいそぎ大成食品(株)公式サイトよりお問合せください😊
参考*全麺連公式Twitterで、品評会の結果が報告されました。
大成食品(株)、(株)八幡製麺所 謹製麺も受賞しています。
画像は全麺連公式Twitter投稿より転載。
麺のサンプルご希望の方は、担当営業まで。ご新規の方は公式サイトからお願いします。
福島鰹(株)のラーメン試食会、大盛況。コスト削減に効果絶大な新商品にご注目!
創業100周年! 京都から和だし文化を世界に発信する福島鰹株式会社
今回も、京都本社、東京営業所はもちろん、大阪、名古屋など全国各地から営業マンが集結。宇田社長が見守るなか、新商品を使った和風ラーメンの試食会を開催しました。
歴代の鳥居式らーめん塾 和だし担当講師陣や山形支店から駆けつけた坂本さん@8期生はじめ鳥居式らーめん塾卒業生の皆さんが、朗らかに接客にあたっていましたよ。
23期オブザーバー 名古屋営業所の村瀬さんは試食会の厨房で大活躍!
写真下段左:左から稲田さん@18期生、生出さん@26期生、中村さん@27期生
下段右:左から徳田さん@21期生、坂本さん@8期生が松波さん@21期生(後ろ姿の方)と再会!
徳田さん@東京営業所 21期生で25期以降は和だし担当講師 に、試食会で提供された和風ラーメンのポイントを伺いました。
動画でご覧ください。
今回は省エネ、省力、時短などコスト削減に超お役立ちな新商品 常温保存の濃厚鶏白湯スープを使用。
これに和だしを加えれば、短時間でこだわり仕込みの和風らーめんができあがります。
だしの抽出自体はさほど難しくありません。
正確に軽量し、手順通りにすすめれば経験が浅いスタッフでも風味豊かでおいしいだしをとれます。
ただし、ラーメン用に最適な濃度、抽出温度や加熱時間等、おいしいラーメンスープを仕込むための手法、テクニックがあります。営業時間中のだしの管理にも配慮する必要がありますね。
そもそも煮干し、節の種類が多種多様!
魚種や産地、サイズの違い、焼きを加えるか。丸のままか粉砕するか。どのくらいの粗さにするか。単品か、ブレンドか。ブレンドの場合は何と何をどんな比率で組み合わせるか、など選択肢がどっさり。
個人で研究しはじめると、膨大な時間と手間と経費がかかります💦
なにより、品質、量、価格(相場)という点からみて今後長い期間にわたって安定供給が可能かどうかも重要ですね。
こうしたご相談は和だしのエキスパート 福島鰹(株)にお問い合わせくださいね。
株式会社富士商会の新商品「雲上めんま」試食会も盛況!
メンマのパイオニア 株式会社富士商会ブースでは、塩蔵タイプの大袋入りの商品から、水煮タイプ、味付けタイプ。業務用の各種メンマ商品が展示されていました。
目玉企画は、新作の台湾産 「雲上めんま味付」の試食会。
商品紹介のリーフレットによれば、
写真中段左 富士商会のマスコットキャラクター ふじぱんだ。2019年はイラストのみの2次元でしたが、今年は3次元の着ぐるみバージョンに進化していました。
若手営業マンが中の人となり、チラシ配布や接客に奮闘。健気なふじぱんだに思わず足を止め、写真撮影する方も多数😊
写真下段 台湾産の雲上めんまは、さっくりと軽やかな食感。ラー油のピリ辛がくせになる味わいです。風味、食感の良さに加え、安定供給できる点も強みのよう。
さっくり食感、で思い出すのは2019年の展示会で注目の的だったサクサクメンマ。しかし、この日はその姿…ブースに見あたりませんでした。これは中国のゼロコロナ政策により現地での製造、物流がストップした影響とか。お客さまのご要望があっても商品の確保が難しい状況のため、今回はご紹介しないそうです。
食べやすく、味付も絶妙な雲上めんま。
その日の午後には「明日の分がたりなくなるかも?」と心配する声があがるほどの好評ぶりでした。
*雲上めんまは、10月6日から麺市場@中野ブロードウェイ地下にも入荷予定。期間限定、お試し特価で販売だそうです。詳しくは大成食品スタッフブログでご案内中。
株式会社富士商会のブースを動画でご紹介!
そして…今年もデスザーサイは注目の的!
瓶入りバージョンは工場直売大成麺市場や直販店の楽麦舎、麺市場@中野ブロードウェイ地下でもマニアックな人気商品です。
今回の出展で、飲食店様だけでなく、スーパー、小売店、中食業界の方々ともご縁ができそうですね。
ブースの設計施工は株式会社beacon
3年ぶりのラーメン産業展! 今回もブースの設計施工は、株式会社beaconの柚山代表@鳥居式らーめん塾店舗設計施工担当講師 が手がけました。
ブース内には、柚山講師が手がけた繁盛店舗のパネルがずらり!
柚山講師は鳥居式らーめん塾の卒業生のお店も含め、ラーメン店、レストラン、カフェ等の飲食店、美容院、クリニック等の設計施工を多数手がけてきました。
クライアントに寄り添う親身で細やかなカウンセリングに定評があります。
時間をかけて店主の想い、夢、個性を聞き取り、店名、立地やターゲット、メニュー、価格帯等も含めたショップコンセプトをデザインに落とし込み、高度な技術力で実現させてきました。
手がけた店舗の多くが繁盛店となり、コロナ禍の試練を乗り越え、地域で長く愛され続けています。
セミナーには青木健@鳥居式らーめん塾デザイン担当講師が登壇!
ラーメン産業展では、課題解決型セミナーが多数開催されていました。それも受講無料! ほんの数年前までは受講費用5000円が必要だったことを思うとありがたい限りです。集客、人材教育、商品開発等、さまざまなテーマが揃っており、その道の権威、有名人が多数登壇予定でした。
初日午後には、鳥居式らーめん塾のデザイン担当 青木健講師が登壇! 開業予定の方やラーメン店主様などが多数受講していましたよ。
セミナーB会場 初日のタイムテーブル
青木講師、講演中。スクリーンに表示されているのは、鳥居式らーめん塾でも拝見した資料の最新版ですね。
青木講師のセミナーの次は、日本ラーメン協会の特別企画。
写真は会場で配布されていたチラシです。
7月11日はラーメンの日!イベント@お台場 で繰り広げられたラーメントークより、一段と深い、真摯な内容だった模様。こちらのレポートは日本ラーメン協会の会報等で紹介されることでしょう。
次回は2023年9月13、14日開催予定!
内容盛りだくさん、活気と笑顔があふれていたラーメン産業展。
出展各社にもご来場の方々にも、良い出会い、発見や学びが多数あったことと思われます。
9月30日。
盛況のうちに閉幕した展示会の来場者数が発表されました。
主催社発表によると、
好天に恵まれた初日は 16,961 名 翌日は雨でしたが、15,864 名 合計 32,825 名が来場したそうです。
*複数日来場の場合は、1名としてカウント。
ラーメン産業展。次回は9月13、14日 東京ビッグサイト東ホールで開催予定です。