ラーメン産業展 in Japan レポート | お役立ち情報 | 百年麺工房 中野大成

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イベント | 2025.10.04

ラーメン産業展 in Japan レポート

ラーメン産業展 in Japan レポート

繁盛店創りのエキスパート 百年麺工房 中野大成—大成食品株式会社は、2025年9月25日、26日 東京ビッグサイト東ホールで開催されたラーメン産業展 in Japan(同時開催 FOOD STYLE Japan 2025、外食経営DX EXPO)に出展。

ラーメン店主様、独立開業予定の方、ラーメンを提供する他業種、他業態オーナー様に向け、業績向上と諸物価高騰、人手不足などの課題解決に役立つ新商品、サービスを紹介しました。

  ↓ラーメン産業展の公式バナー 2006年9月にパシフィコ横浜で初めて開催されたラーメン産業展。 回を追うごとに出展社、来場者が増え、国内最大級のラーメン業界専門商談展に成長していきました。第20回となる今回は「未来への新たな一杯を創る」がテーマ。 「お客様の笑顔を創りつづける」をモットーに、初回からコロナ禍の時期以外は欠かさず出展してきた大成食品株式会社。この記念すべき第20回のラーメン産業展に、新屋号「百年麺工房 中野大成」を掲げて出展しました。

初日の会場風景

開幕初日の会場風景を動画でご紹介!

YouTube大成食品株式会社チャンネル

ラーメン産業展 in Japan 開幕

創業108周年ご挨拶動画でもラーメン産業展の出展風景を紹介。*1分27秒−49秒

 

 

Tictok 「百年麺工房 中野大成」—大成食品(株)公式 でも開幕速報を公開。

@taisei_foods

ラーメン産業展 in Japan@東京ビッグサイト東4.5.6ホール、本日開幕! オープニングセレモニーには弊社の鳥居憲夫会長も登壇。 石破総理、小池都知事からのメッセージも届き、賑やかにスタートしました。 本日は17時まで、明日9月26日(金)は10-17時、ラーメン店主様、独立開業予定の方のご来場お待ちしています。 「百年麺工房 中野大成」—大成食品株式会社と福島鰹株式会社、株式会社富士商会、株式会社beaconの合同出展ブースでは、今日、明日の10-17時 あなたのお店の業績向上に貢献する新商品、サービスをご紹介します。 新作麺による高付加価値なラーメン、まぜそばは弊社ブースで試食可能。 福島鰹のあごだしラーメンは本物志向と時短、省力化の追究を両立した高付加価値レシピです。 富士商会のプロ用メンマ試食会 メンマバイキングコーナーも盛況です。メンマごはんのおむすびもぜひお試しを😉 なお、全麺連ブースでは、弊社の国産小麦麺@昨年のコンペ入賞作品の試食会が実施されていました。 📢入場料5000円が無料になる事前来場受付は公式サイトからどうぞ。 登録完了メールを印刷し、名刺2枚と一緒にお持ちください。会場入口でカードフォルダに名刺を入れ、首から提げるだけで入場可能です。 https://ramenexpo.jp *郵送等で招待状をお持ちの方もWebからの登録手続きが必要です。 ⚠️ラーメン店主様、独立開業予定の方など、食の業界関係者限定の専門商談展です。 #ラーメン産業展 #ラーメン産業展2025 #百年麺工房中野大成 #ラーメンレシピ #開業支援 

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開幕セレモニーには鳥居憲夫会長も参列!

9月25日(金)午前9時半からはオープニングセレモニーが開催されました。

当展示会の後援、協力にあたった来賓の方々27名が登壇。

全国製麺協同組合連合会の会長を務める鳥居憲夫@大成食品株式会社会長も参列しましたよ。(写真左上 2列目中央)

20回目の節目とあって、堀正人@当展示会実行委員長の開会挨拶や来賓祝辞には、ラーメン業界への熱い思いやラーメンにまつわるエピソードがたっぷり! セレモニーを見守るご来場の方々からは笑顔と大きな拍手が寄せられました。

ラーメン文化振興議員連盟会長の石破茂総理から届いた祝電、小池百合子東京都知事の祝辞動画が披露されると…高らかなファンファーレが。

来賓の皆様が紅白のテープに一斉にハサミを入れ、第20回ラーメン産業展 in Japan が華やかに幕を開けました😃

ラーメン産業 in Japan 展開幕

 

写真左上 オープニングセレモニーの様子。鳥居会長は2列目中央に。右上 石破総理からの祝電。

右下 左から二人目 鳥居憲夫@全国製麺協同組合連合会会長・大成食品株式会社会長。

左下 写真中央が鳥居会長。

右下 セレモニー終了後の鳥居会長は大成食品ブースへ。「百年麺工房 中野大成」の横断幕をつけたブースで新作ラーメンを試食中。

「百年麺工房 中野大成」—大成食品株式会社コーナーは新商品の展示、試食会。

第20回目となるラーメン産業展。

大成食品株式会社とパートナー企業 福島鰹株式会社株式会社富士商会、株式会社beacon との合同出展ブース番号は6D−53でした。東6ホールの入り口から直進した突き当たりのコマ。カラフルなラーメンののぼりが手招きするかのように見えました。

ブースの右手には開業希望者向けの相談コーナー、セミナーB会場が並んでいます。独立、開業を目指す方々の動線を考えると、かなりの好立地です。

「百年麺工房 中野大成」—大成食品株式会社 ブース

写真 左上 ブースには福井則雄大成食品商品開発マネージャーと営業部門のメンバーが常駐。

原材料、燃料費、光熱費、人件費等が高騰する中、時短、省エネ、省力をキーワードにした商品開発が必須です。今年も、低コストで高付加価値な新作ラーメンレシピ 京都風背脂醤油ラーメンともち麦麺のまぜそば を提案。随時、試食会を開催していました。

背脂醤油ラーメンの原価はなんと217円。こだわり仕込みの製麺技能士謹製麺を採用しながら、ここまで原価を抑えることができたのは…。

レシピのポイントを、福井商品開発マネージャーや営業部門の社員たちが解説していました。

右上 今年の新作麺 もち麦全粒粉麺の展示。生麺の状態、ゆでた状態をチェックできました。

右下 試食用の「京都風背脂醤油ラーメン」。

左下 新商品展示コーナー。9月にお披露目された新屋号「百年麺工房 中野大成」の横断幕が目を惹きます。

麺のほか、福井商品開発マネージャーの手がけたレシピによるエビ辛や味噌だれなどのPB商品も展示されていました。

今回提案されたラーメンレシピは、10月28、29日に大成食品(株)本社で開催されるラーメン店商品開発研究会”麺”夢塾でも紹介される見込みです。

*お取引先様限定の無料セミナー・”麺”夢塾は、百年麺工房 中野大成—大成食品株式会社のご繁盛支援事業の要。お客様の笑顔を創りつづけるサービスとして2004年から毎年2回開催されています。

百年麺工房 中野大成の麺をご採用くださっているラーメン店主様。お手元にお届けずみのご案内状をご確認のうえ、受講申し込みをお急ぎ願います。

 

 

福島鰹(株)コーナーの和風ラーメン試食会、今年も大盛況!

6D−53ブース左手は大正11年創業の老舗 福島鰹株式会社のコーナーは今年も大賑わい。

濃紺のポロシャツ姿でキビキビと接客や調理を担当されている方々の中に、鳥居式らーめん塾の卒業生や和だし担当講師の皆さんのお顔が😃。

「今回は大阪支社のメンバーが中心になって開発したラーメンをご試食いただいています」

鳥居式らーめん塾18期生の稲田さん@福島鰹(株)大阪支社が朗らかに説明してくださいました。

今回の展示のポイントは新商品のベトナム産焼きあご。

ベトナム産焼きあごは、国産のものよりリーズナブルかつ安定供給が期待できるそう。

水に30分浸し、30分抽出しただしに返しや香味油等を加えたら、風味豊かな和風らーめんの出来上がり、なんですって✨

短時間仕込み、比較的容易な調理でOK。時短、省エネ、省力と三拍子そろったレシピというわけです。

ラーメン専門店だけでなく、和食レストランや居酒屋など他業態でラーメンを提供したい、というニーズにも応えられそうですね。

ラーメン産業展 福島鰹(株)ブース

写真左上:福島鰹(株)ブース前。東京営業所、大阪支店などからかけつけた社員の皆さん。キビキビ、ニコニコと接客や調理に当たっています。

写真右上:新商品のベトナム産焼きあご。展示会場入り口の新商品紹介ボードにも掲載されていました。

右中、左下:ブース正面では福島鰹ブランドのだし素材や返し、香味オイル等の商品を展示。試食会で出しているラーメンレシピも配布していました。だし素材の組み合わせ、分量を変えることでお店の個性を出せそう。だしを活用した味創りのご相談は、お気軽に福島鰹(株)までどうぞ😉

鳥居式らーめん塾和だし担当講師を務めた井上講師によると中央の「ふしのだし」の前に置かれた瓶入りのだしスパイスも新商品とか。昨年オープンした通販サイト「だしナビ」も要チェックです。

 

(株)富士商会コーナーの展示は「メンマバイキング」

創業1928年! メンマのパイオニア (株)富士商会コーナーでは、新作メンマおよび定番メンマ各種の展示、試食会が行われていました。

例年は袋詰め、缶詰の製品がずらりと並ぶ傍らに新作メンマが試食用に並べられていましたが。

今回は各種メンマが開封され、お皿にこんもり♪よりどりみどり🎵😃

(株)富士商会札幌支店 支店長の大場さんによると、今回は「メンマバイキング」スタイルで商品展示・試食会を進めているそうです。

新商品「シン・味付メンマ」のほか、極太〜極細、穂先メンマ。サクサクメンマに黒メンマ! 見た目、味付け、食感等も異なるメンマたちを、見て、食べて、社員の方の解説つきで比較検討できますね✨

大場さんのイチオシ 黒メンマは最近のラーメン繁盛店、高級店でよく採用されているとか。材料のメンマが黒いのではなく、調味料で黒くしているんですって。

醤油の色かと思ったら、実は<  >が黒さの所以とか。< >の中に入る調味料は富士商会の公式サイトや営業担当の方にお問い合わせをどうぞ😉

黒という色から予想する味よりもずっとあっさり。

さっくり香ばしくほんのり甘い、上品なお味でした。ラーメン産業展 富士商会株式会社 ブース

写真左上:富士商会ブース。「メンマバイキング」をテーマに商品の展示、試食会を実施。

写真左下:提案メニューのメンマごはんのおむすび。刻んだ極太メンマをまぜたごはん、パクパクいける美味しさです。

写真右上:展示会入り口の新商品紹介ボードに掲載されていた「シン・味付メンマ」

写真右下:今話題の黒メンマ! 高級感と個性を演出するにはぴったりのルックスです。見た目は重厚、濃厚そうなんですが、お味は上品。こだわって仕込んだ清湯系ラーメンにのせても、スープ本来の味や色を損なうおそれはなさそうです。

(株)beaconコーナーには繁盛店の最新施工事例がずらり!

繁盛店の設計施工ならおまかせ、の株式会社beaconのコーナーは大成食品コーナーの左隣。

社長の柚山さんは鳥居式らーめん塾の店舗設計施工担当講師としてお世話になりました。ラーメン産業展では毎回、合同ブースの設計、施工を担当されています。

今回は小間のレイアウトの都合上、株式会社beaconの看板はなく、施工例写真の掲示がメイン。

分厚い施工例写真集の山のかわりにbeaconブースに並んでいたのは…わらびもち‼️

そのココロは、柚山さん夫妻が「甘味処鎌倉 熱海温泉店」も経営しているからです。

ブースにいらした方々にわらびもちをすすめながら、その方の業種、業態やお店の場所、外装、内装のお悩みなどもさりげなくヒアリング…

スマートにご縁を創り、商談を進めていく柚山さんでした。

 

ラーメン産業展 (株)beacon ブース

写真左上:beaconブースの壁面には施工例写真が掲示されていました。

写真右上、左下 「なぜここにわらびもちが?😳」と皆がツッコむわらびもち試食会から、するするーっと商談が進んでいきます。

写真右下:甘味処鎌倉のわらびもち。ふるふると柔らかで男女問わず好評でした。

全麺連ブースでは国産小麦麺の品評会出品作の展示と試食会を実施

6D−53ブースの左手奥には全麺連ブースがありました。

第4回ラーメンコンペティション日本2025 ➖国産小麦使用生中華麺品評会➖ に出品された製品が展示され、奥のブースでは昨年の受賞作品の試食会が実施されていましたよ。

開催要項によると、今回は1)国内産小麦粉100%部門、2)国内産小麦粉70%以上使用部門 となり、部門が増えています。

それぞれI類:茹で上げ後、湯切りしてスープに入れて食する中華麺、Ⅱ類:つけ麺や冷やし中華用等として茹で上げ後、麺を水洗いし食す麺 があります。

国産小麦粉の配合比率により部門を分けたことで、ラーメン用のI類、つけ麺用のⅡ類ともいっそう個性豊かで魅力的な麺の追究が可能になったと思われます。

今回は全国の37事業所から84品が出品され、国内産小麦粉100%部門ではⅠ類が33事業所 36品。Ⅱ類が21事業所 22品目。

国内産小麦粉70%以上部門ではⅠ類は11事業所 11品目 Ⅱ類は14事業所 15品目が出品されました。

米粉麺部門には4事業所 10品目がエントリー。

8月29日で募集を締め切り、9月19日に外観、官能審査は終了。10月3日に順位が決まり、11月5日の全国製麺業者長崎大会で結果発表、表彰式が執り行われるそうです。

ラーメン産業展 全麺連ブース

写真左上 ラーメンコンペティション出品製品の展示会場に掲げられた看板。

写真左下 百年麺工房中野大成ー大成食品株式会社とグループ企業、今年もエントリーしていました。開催概要によると、100%部門 1類、2類には大成食品、八幡製麺所、比留間製麺所がそれぞれ1品目ずつ。

70%以上の部門 1類には大成食品、八幡製麺所がそれぞれ1品目ずつ。

Ⅱ類には大成食品が1品目(写真左下)出品していました。

米粉麺部門以外は全部門に出品しているところに、「百年麺工房 中野大成」としての技とプライドが伺えます。

 

写真右上、右中:全麺連ブースでは、昨年のコンペで入賞した製品の試食会を開催。開幕初日の試食会、一番最初に登場したのが2024年製粉協会会長賞(Ⅱ類)受賞作で大成食品謹製「長野県産小麦使用つけ麺」でした。写真右下は試食会風景。

専門セミナーも大盛況!

産業展の専門セミナー、今年も大盛況!

毎回、食の業界の最前線で活躍する著名な経営者や繁盛店主、DXや海外出店のスペシャリストなど多彩な分野の専門家の方々による講演が目白押し。いずれも予約不要、無料で受講できるのです。

席に限りがあるものの、立ち見でかまわないなら受講可能。業界のカリスマ的存在の講師も多々登壇され、最新の業界事情やノウハウを惜しみなく披露。

セミナー終了後の質疑応答や名刺交換もできるという貴重にして贅沢な企画なのです。

今回はABCD、4つの会場で全32コマのセミナーが開催されていました。

 

写真左上:ホール入り口には「新商品コレクション」や特別セミナータイムスケジュールのパネルが。向かい側の長机には、展示会場案内図や出展社提供の資料、チラシ類がぎっしり並んでおり、必要なものを自由に持ち帰ることができました。

写真左下:「百年麺工房 中野大成」—大成食品株式会社とパートナー企業の合同出展ブースのすぐ隣がセミナーB会場。ラーメン繁盛店主の特別セミナーも予定されていました。

写真右上:会場内は外国語、全国各地の方言が飛び交い、大変にぎやか。初日午前は比較的ゆったりしていましたが、午後になるとかなりの混雑に。

写真右中:ゆるキャラ? 出展社のマスコットキャラクターなのでしょうか。キュートなピンクの恐竜に遭遇しました。

ラーメン産業展 会場風景

 

 

 

次回は来年9月30日〜10月2日の3日間、開催予定。

写真右下:東京ビッグサイト出口に置かれた案内板。

次回、21回めのラーメン産業展は2026年9月30日、10月1日、2日の3日間にわたって開催される予定です。

また来年秋、東京ビッグサイト東ホールでお会いしましょう。

<おわり>

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