「RAMEN 風見鶏 阿倍野」大阪市阿倍野区
「RAMEN 風見鶏 阿倍野」へGo!
※記載した営業時間、メニュー、価格等の情報は2015年5月21日現在のものです。
【関西】外食ビジネスウィーク2015 第8回関西ラーメン産業展 取材を終えた
食べある記隊 山内(^^)。
大阪市阿倍野区の「RAMEN 風見鶏 阿倍野」に向かっていた。 こちらのお店は、鳥居式らーめん塾 17期生梁川さんの2号店。 <参考>17期の卒業制作発表会の模様
お店は地下鉄御堂筋線西田辺駅 3番出口から徒歩2分。
迷子の達人(^^;;もきっちり2分で到着!
今回はインテックス大阪から向かったため40分近くかかったが、大阪駅、新大阪駅からなら御堂筋線で一本。
よりスピーディーに到着できたことだろう。
☆店舗もスタッフも「風見鶏」で統一♪(^^)
「RAMEN 風見鶏 阿倍野」の 外装はもちろん、店内もキュート♪(^^) 1号店の「RAMEN 風見鶏 稲沢本店」同様、壁紙や、ポスター、小物にいたるまで鶏づくしなのだった。 山内「本店でお会いしたときよりも…ずいぶん……イメチェンされましたね?(^^;;;;」
2013年11月に稲沢本店でお会いしたときは、短髪に黒ハンチング帽。
シックな黒のユニフォームに身を包み、店主・梁川さん@鳥居式らーめん塾17期生をテキパキとサポートする姿が印象的だった。
松岡店長「6月にケーブルテレビの『おちゃのこSaiSai』という番組で紹介されるんですよ。
せっかく出るんだから、こんなふうにしちゃいました(^o^)"」 店名を体現したヘアスタイルが、実にお似合い♪
とさかの形がよく見えるように、くるりとひと回り。さらにユニフォームを着替えて、「Mr.風見鶏」に変身!
サービス精神たっぷりな松岡さんなのだった(^^)
☆未知の街 大阪に「風」を起こす!
松岡さんは31歳のとき、建設関係のお仕事から、ラーメン業界へ転身。愛知県内のラーメン繁盛店で腕を磨いた。 その頃に、福井@鳥居式らーめん塾味創り担当講師と知り合ったそう。 松岡「かれこれ8年ほどのおつきあいになりますかね…。中野の麺彩房で働いていたこともあるんですよ(^^)」 当時一緒に働いていた仲間たちの名前を、なつかしそうに口にした。 福井講師の紹介で、2013年春、「RAMEN 風見鶏 本店」の創立スタッフに。
50代にしてラーメン店主に転身した梁川さんの右腕として活躍した。
↑2013年11月訪問時の本店。鶏グッズの並ぶカウンターの奥が、松岡さんの定位置だった(^^) 洗練された鶏白湯ラーメンの味わい。細やかな接客。
郊外のロードサイドに立つ店舗は、昼間も夜間も良く目立つ印象的な外観。
カフェ風のしゃれた内装…
「RAMEN 風見鶏 本店」は、開店後たちまち繁盛店に。 梁川さんは、事業計画の段階から風見鶏2号店、3号店…とお店を増やす方針だった。 山内「なぜ、大阪に出店されたんですか? 梁川さんも松岡さんも愛知の方なのに…?」
松岡「チャレンジ、ですかね?
大阪で2号店を!と、僕らのほうから梁川さんに提案したんですよ(^^ゞ」 スタッフの新留さんに、微笑みかける。
以前同じ会社に勤めていた新留さんも、京都のラーメン店で腕を磨いてきた。
ともに「腕に覚えがある」者どうし、「勉強になるから」と、あえて未知の街・大阪での開店を決断。
2号店「RAMEN 風見鶏 阿倍野」は、2014年6月19日に開店したが…
松岡「大阪の街中は、予想以上に難しかったですね(^^;
愛知県稲沢市とは違って、新しい店ができても興味をもたない人が本当に多くて…
本店のような見通しのいい場所に、ド派手な建物がある、というわけでもないし…」 期待していた「風」が、なかなか吹かない…。 ならば…
自ら「風」を創れば良い!
集客のためにできることを、ひとつひとつ行動にうつしていった。
たとえば…
チラシやトッピング無料券の配布。
価格、ボリューム、ネーミングなどを工夫し、「お客様の目をひく」メニューへと改善し…
定休日や営業時間の見直し。
口コミ情報サイト「食べログ」やSNSの活用…
日々、目の前のお客様に誠実に向き合い、1杯1杯心をこめて提供するのは当然のこと。
さらに地道な「お客様創り」の手だてを重ねていく。 松岡さんは、「風」を起こすために膨大な時間と労力を注いだ。
その甲斐あって、良い「風」が安定して吹くように。 ランチタイムは近隣のオフィスに勤めるサラリーマンやOLたちが。
夕方から夜は勤めを終えて西田辺駅で降りた人々が。
土日は近くの住宅街からファミリー客が…「RAMEN 風見鶏 阿倍野」に集まるという。 松岡「不定休とありますが、ほとんど休みません。
お休みするときは事前に掲示等でお知らせしますので、安心してお越しください(^^)p」
11ヶ月前、大阪にポンッ!と産まれた「RAMEN 風見鶏 阿倍野」。 今ではすっかり西田辺の街に溶け込んでいる。
さて、お待ちかねの試食タイム!
今回は、松岡さんおすすめの「特製魚介白湯 塩」をつくっていただくことに。
この商品は人気ナンバーワン。
ただし、最近の暑さでつけ麺もよく出るようになってきたとか。
まずは券売機 左上のボタンを押して食券購入!
特製で900円はなかなかお値打ちだ。 厨房に入ったとたん、常にスマイルを絶やさなかった「Mr. 風見鶏」の表情が一変(@@; 真摯な横顔と、手際のよい仕事ぶりに、目が離せない!(^^)
カウンターに丼をおいたとたん、松岡さんの表情が和らいだ(^^) さて…
いただきます!(^人^)♪
<特製魚介白湯 塩 900円>
1日がかりでじっくり丁寧に炊いた濃厚鶏白湯1に対し、こだわり素材を駆使した和だし2をあわせ、特製塩だれで調味したスープを使用。
さらりと軽い口当たりでいくらでも飲める! 鶏、昆布、節系…豊かな旨味のハーモニーを満喫した。 麺は、大成食品株式会社の製麺技能士謹製 低加水 細ストレート麺。
スープとの相性は花丸♪
松岡さんによると必ず4日ねかせた麺を使っているのだとか。
4日間の熟成と、絶妙なゆで加減のおかげだろう。
ぷっつりした歯ごたえとしなやかなのどごしを、最後の1筋まで楽しむことができた。
ふわふわとろりとやわらか~い味玉と、2種類の鶏チャーシュー…トッピングも、目と舌に嬉しい仕上がりだ。 ジューシーな胸肉、しっかり噛みしめるほどに旨味がひろがるもも肉…
本日の専門セミナーで福井@鳥居式らーめん塾味創り講師が話していたように、鶏の部位別の個性がうまく引き出されていた。 ボリュームは女性やシニア世代には十分。
食べ盛りの若者なら、サイドメニューでご飯系が欲しいかも… さきほど「一口惚れ」したふわふわの味玉は、サイドメニューにも使われているとか。 特製のしょうゆだれをかけたご飯に、刻み海苔を載せ、その中央にぽこん!と味玉を立てた味玉丼…
その名も「産ませて」。
この商品の開発、命名も松岡さんなのだった。
山内「ごちそうさまでした(^人^)」
お茶目で努力家の「Mr. 風見鶏」松岡さんのご活躍と、ますますのご繁盛を祈りつつ、お店をあとにした。
<お店情報>
RAMEN 風見鶏 阿倍野
TEL 06-6627-8112
住所 大阪府大阪市阿倍野区阪南町5-22-9
地下鉄御堂筋線 西田辺駅 3番出口から徒歩2分
営業時間
11:00~14:30
18:00~23:00(売切次第閉店)
定休日:不定休 …店内掲示で予告あり。
カウンター8席、テーブル 4席2卓 計16席
完全禁煙
駐車場 無 近隣のコインパーキングをご利用ください。
*お店からの公式情報は、食べログ様のページをご参照ください。
使用食材の解説もあります。
*お店の公式Twitter ‥特典情報はこちらでもチェックできますよ。
ちなみに「お得な合い言葉」は2015年6月末まで有効です。
<おわり>