東京ラーメンショー2012 | お役立ち情報 | 大成食品株式会社

お役立ち情報

イベント、お取引先、卒業生のらーめん店、その他、外部出店 | 2012.11.07

東京ラーメンショー2012

東京ラーメンショー2012

・10月30日(火)9時45分~13時 快晴
・11月1日(木)9時40分~12時 快晴 
会場 駒沢オリンピック公園 10月26日~11月4日に開催された「東京ラーメンショー2012」の模様をご紹介します。

 

4回目を迎えたラーメンイベント 出店数、開催期間とも過去最大!


今年も「東京ラーメンショー2012」シーズンがやってきた♪(^^)/"

4回目を迎える今年のテーマは「ご当地ラーメン再発見」。
北海道から沖縄まで全国のご当地ラーメンの名店、首都圏の繁盛店、海外で躍進する気鋭店のコラボが集う。

食べある記隊・山内「前半5日間に第1幕・20店。後半5日間には全店入れ替えて第2幕の20店が営業と、期間が倍に。ここでしか食べられないラーメンが40種類にのぼるなんて♪ 前年比1.4倍増の豪華さね(^^)
昨年に引き続き、東北復興支援として1杯につき40円の義援金が送られるとか。
これは第1幕、第2幕の両方、行かなきゃ(^o^)」

鳥居隊長「東京ラーメンショーに行くなら、朝早く出かけてお目当ての店の前に並ばないと!(^^)b 
事前にセブンイレブンで前売り券(1枚800円 当日券も同価格)を買っておくのを忘れずにね♪」

鳥居式らーめん塾や“麺”夢塾の受講生たちにこうアドバイスしていた鳥居隊長。
当イベントを共催する「一般社団法人 日本ラーメン協会」の副理事長で、毎年、実行委員として運営に関わっていたのだが…

鳥居「今年はシンガポール視察と重なっちゃって…(^^;ゞ」

残念ながら休場(^^)とのこと。チーム大成食品(株)は当番制で協会ブースのサポート等を担当するとか。

☆シンガポール視察の主な目的は…
日本の食品およびフードビジネスをアジアで展開するための専門展示会「Oishii JAPAN 2012」
http://www.oishii-world.com/indexJP.html

最初は連日大盛況の 千葉・竹岡式ブースへ!


来場したのは第1幕最終日の10月30日火曜日。
平日だから…と9時45分ころ会場入りしたが…

山内「うっ…(@m@;」

3分の1ほどのブース前に列が!
並んでいるのは、ラーメンファンの主流というべき20~30代の男性。
そして、ほぼ同数、中高年層の男女の姿が。服装や荷物の少なさからみて、会場近くにお住まいの方が大半のよう。

1杯目は「房総・竹岡式」へ!
“麺”夢塾で講演してくださったフードジャーナリスト・山路力也さんがプロデュースする「千葉ラーメン拉通ra2」と「麺屋宗」「武道家」によるコラボ。
山路さんいわく「史上最強の竹岡式ラーメン」だそう(^^)

☆10月23、24日の“麺”夢塾のレポート
https://tokyo-ramen.co.jp/tabearuki/tokubetu32.html

テレビ等で頻繁に紹介されていたせいか、だんとつに行列が長い!(@@;
 
山内「竹岡式の名前は鳥居式らーめん塾でもよく耳にしたけど、食べるのは初めて。
twitterやFacebookでは2時間待ち、なんて記事を見たわ…早く私の番になぁれ♪(^人^)」

幸い10時15分ごろには丼を受け取れた。

1杯目:房総・竹岡式ラーメン

麺:細縮れの乾麺(@@)!
スープ:醤油の黒い色と香りの強さが個性的。
具:厚さ7、8ミリはある分厚い豚バラチャーシュー3枚。柔らかメンマ、刻みタマネギ、のり。

感想:これは…房総ブラックともいうべき? 醤油色のスープにびっくり。スープは塩っぱいけれども、乾麺とよくなじんで、するするっとお腹に納まる勢いに。さくりとした歯触りの分厚いバラチャーシューが3枚も載っていて目もお腹も満足。麺、具、スープのバランスの良さに感服しました(^^)。質実剛健なルックスながら味的には緻密な計算が伺えました。

早起きは三文の徳(^^)
まだ空席が目立つ飲食テント内で、ゆっくり味わうことができた。

山内「あら、椅子なしの立食用テーブルも完備されているのね。混んでいるときにはありがたいわ♪ 
ストーブ設置で、寒さ対策万全。 
障害をお持ちの方、高齢者、妊婦さんや赤ちゃん連れの方向けの優先席があるし、飲食テント内はペット不可のステッカーが…。
来場された方々が快適に過ごせるように、という運営側の配慮が、いちだんと細やかになっているわ」

小春日和の会場内。
ベンチで。
ステージ前で。
駒沢通り側の大階段に腰掛けて…。
大勢の人がラーメンを食べていた。

山内「テント外で食べているのは、若者とペット連れの方がほとんど。おひとりさま率が高いかな。
テント内には、乳幼児を連れたご夫婦やママたち。シニア、シルバー世代の方々が。男性4対女性1くらいかな。予想以上に女性の比率が高いわ(@@)」

男性は、おひとりさまもグループも、スマホやデジカメでのラーメン撮影に熱心。
ラーメンファンかブロガーか。twitterやFacebookに投稿するのかもしれない。

「私、アナタの選んだラーメンのほうが好きっ☆(^.^)」
「そぉ? 交換しようか(^o^)p」

なんて仲睦まじげな姿もあちこちに(^^)

会場で提供されるラーメンはお店で食べる量の8割程度だろうか。かなりボリュームがある。

山内「スープやトッピングの量にもよるけど、小食の人だと1杯で満腹かも。
数人で来場すれば、色々な種類を少しずつ食べられるのに…」

仲良くシェアしあう人々に、つい羨望のまなざしを送ってしまった(^^;

鳥取牛骨、赤旨ベジ豚骨を 快調に連食(^Q^)!

つづいて、鳥取のブースへ。
「今年は牛骨がきてますね♪(^^)b」
と春、秋両方の“麺”夢塾講義で聞いていた。
60年以上にわたって鳥取県民に愛されてきたという牛骨ラーメン。この機会に食べておかなくては! o(^^)o"

☆春の“麺”夢塾はラーメン研究家・石山勇人さんが登場。
https://tokyo-ramen.co.jp/tabearuki/tokubetu25.html

お子様連れの若夫婦や年配の方々とともに待つこと10分余…。

2杯目:鳥取牛骨ラーメン
<鳥取牛骨.jpg>

麺:多加水、中太ストレート麺
スープ:牛骨を叩き割り、大鍋でじっくり煮た清湯。
具:ゆでもやし、なると、めんま、長ねぎスライス、バラチャーシュー1枚、ゆず。

感想:透き通ったスープは、ほのかに甘い牛のコクがきわだつさっぱりした塩味。ゆずの風味が爽やかでした! 優しい麺にあっさりスープがまとわり、素朴でじんわりしみてくる味わいです。
しゃきしゃきもやし、さくさくメンマ、と食感の異なるトッピングが、よいアクセントに。なるほど、これなら毎日でも食べられる、食べたくなる…長年地元で愛されてきた理由がよくわかる1杯でした(^^)b

もうすでにお腹はいっぱいだが……せっかくだから(^Q^;)もう1杯!
一風堂師弟によるコラボラーメンの美しい商品写真に惹かれて列の最後尾へ。

3杯目:赤旨ベジ豚骨

麺:低加水の細ストレート麺。
スープ:トマトなどの野菜スープと豚骨スープをあわせたもの。
具:プチトマトのピクルス。なす、ズッキーニ等のラタトゥユ、鶏のミンチボール。特製塩バラチャーシュー、青ネギ、味変用のトマトと辛味噌のペースト。トマトオイル。

感想:商品名や写真から期待される通り、トマトの風味がたっぷりの爽やかな豚骨ラーメン。トッピングが個性的かつ洗練されていて、一口ごとにわくわく、楽しい気分に(^Q^)。味変用のペーストは個人的にはもっと辛くてもよかったかな♪ イタリアンに傾きつつも、ちゃんと「ラーメン」にまとまっている。こなれた味、ボリュームはもちろん、笑顔とアイコンタクト、丁寧な対応が光る接客も、満足度アップに貢献していました。

たてつづけに3杯たいらげ、さすがに満腹…。
そこへ、宣伝用のプレートをもった美女が。

「東京代表、多摩組でーす。八王子ラーメンはいかがでしょうか(^^)/」

多摩組には鳥居式らーめん塾デザイン担当の青木健講師、2期生・「ラーメン凪」の生田さんも加わっている。

山内「青木講師は多摩組ブースの厨房に詰めているそうね…でも、もう満腹だし…並んでるし…(@@;」

多摩組スタッフ「ただいまのお時間、トッピングだけでしたら並ばずにご提供できますよ♪(^o^)」

山内「買いますっ!(^O^)b」

というわけで…

4店目:多摩組ブース プレミアムトッピング「青梅豚の串」
青梅豚のチャーシュー、ドンペリ味玉、チキンの照焼を串にさしてある。
現金払いで350円。


感想:ボリュームにまず圧倒されました。青梅豚のチャーシューは角煮のよう。しっかりしているけれど、口に含むとほろほろほどける歯ごたえにうっとり。こっくりと味のしみた卵、照り焼きチキンの香ばしさ…、3種3様、ハイレベルな味わいを堪能しました。

ランチタイムとなり、会場が混みあってきた。  

第2幕はまず 秋田ブースの大行列に並ぶ!(^^)

一日おいた11月1日木曜日朝。
前日から全20ブースが総入れ替えしての第2幕がスタートしていた。

火曜日より少し早めに会場入りしたが、すでに半数のブースに並びが(@@;
連日の好天にくわえ、第1幕の盛況ぶりがマスコミ報道やネットを通じて広まったせいだろう。

「…うん、限定トッピングは確実に買える。味玉はどうする?」
「ラーメン受け取ったら真ん中のテントに集合な。撮影は任したで!」

電話中の青年は、地方から来場したラーメンファンらしい(^^)
出勤前か、仕事の合間かは不明だが、スーツ姿の男性もちらほら。

「…たぶん27、28番目くらい。そっちはどのくらい並んでる?(^▽^)」

推定60代、いや70代かも…という方々もケータイ片手に行列中。
家族やお仲間たちと連携し、人気のラーメンを食べ比べようという計画らしい。

「チケット買ったら、すぐこっちのブースにきてよっ!(@□@;)」

チケット売り場もブースと同じく10時オープンのはず。
平日の朝からチケット売り場が大行列ということはなさそうだが…。
安心、安全、快適に(^^)お目当てのラーメンをゲットするために、ぜひ次回からは来場前に前売り券購入を!
と、焦る声の主にテレパシーを送っておいた(^m^)

ちなみに前売り券は11月2日までセブンイレブンで購入できた。
払い戻しはできないが、前売り券の半券5枚で1回くじがひける特典が。

山内「毎年大行列に気圧されて食べなかったけど。今年が最後の出店なのね。
多少並んでも絶対に食べなきゃ(^^)」
ということで、まずは秋田のブースへ。

かれこれ30分待ちでラーメンをゲット。
通算5店目:秋田比内地鶏 魚介鶏白湯どんぶりin 秋田2012ファイナル  


麺:北海道産地粉 ハルキラリ(新麦)使用の自家製麺。ストレート中細麺。
スープ:日本三大美味鶏といわれる比内鶏の白湯に魚介スープをあわせたもの。
具:比内鶏つくね。桃豚のトロトロチャーシュー、なると、長ネギ、青ネギ。麩

感想:コクも切れもある濃厚白湯魚介スープが秀逸!
軟骨のこりこり感が小気味良いつくね、スープをたっぷりふくんで「口福」をもたらす麩、筋部分がとろとろに炊けている桃豚のチャーシュー。風味、食感の異なる2種類のネギとか…トッピングが多彩で、味、食感、ボリュームともに絶妙。おもてなし魂をひしひしと感じます(^^)。

2杯目はこってり徳島 3杯目は洗練の銀座をチョイス♪(^Q^)

続いて、前日のtwitterで大行列の写真が流れていた徳島ラーメンのブースへ。
20分待ち程度で入手できた♪

通算6店目:本場徳島の味 徳島ラーメン

麺:低加水の細ストレート麺。
スープ:濃厚かつ甘口な豚骨醤油スープ。
具:甘辛く炊いた豚バラ薄切り肉3枚、青ネギ、メンマ。

感想:噂の徳島ラーメンに初トライ。ノーマルだと生卵が入ってないことに気付いたときには後の祭り…(^^;
こってりとろとろっな豚骨醤油スープに、パツパツの細麺…独特の甘辛さがどこかなつかしい味わいで、あとをひきます。この日2杯目ながら、「give me 炊きたてご飯&生卵!(^Q^)/"」と駒沢公園の真ん中で叫びたくなりました。

…そんなわけで食欲はおさまらず、追加でチケットを購入。

色鮮やかなのぼりや、派手なコスチューム姿のスタッフ。
ご当地ラーメン応援団のゆるキャラが、こちらへおいで! としきりに誘う。

だが、先行2杯を完食した40代女子にこってり系連食は厳しい(^^;

ということで…
通算7店目:日本ラーメン協会プレミアム・銀座鯛干し中華そば(塩味)

麺:多加水、かんすい控えめの平打ちちぢれ麺。
スープ:端麗な鶏清湯塩味のスープに特製鯛の香味油
具:のり、きくらげ、なると、白髪ネギ、青ねぎ、バラチャーシュー、めんま

感想:商品名に冠した「銀座」がぴったりの端正なラーメンですね。
透き通ったスープは鯛の芳香が! 鯛干しの風味、旨味は新鮮かつ鮮烈。さっぱりした飲み口だけど滋味豊かで、ついつい飲んでしまいます。平打ち麺、具、スープの調和もよく、さすが日本ラーメン協会プレミアム。違いのわかるオトナもきっと唸る、洗練された一杯でした(^人^)

ラーメン以外のブース、催しもチェック!

ぱんぱんのお腹をかかえて、物販ブースへ。
あちこちで行列ができていた。

築地直送の野菜や果物詰め放題は破格値のせいか特に人気があったが…帰途の長さを思って断念。

このイベント本来の趣旨にもかなう、東北復興支援ブースで東北の名産品などを買い、募金をし…。

近隣のお店のスイーツにもつい手がのびて…(^Q^)
<ガリガリ君.jpg>
もちろん、東京ラーメンショー名物(!?)のガリガリ君を食べるのも忘れない。
<ガリガリ君像.jpg>
収益の一部が東北の子供たちに寄付されるからだ。


ステージではこの時間帯の来場者にあわせてなのか、民謡ショーが行われていた。

この日は午後からは日本ラーメン協会主催の「新人王グランプリ」予選が。
夕方にはアイドルのステージが開催されることになっていた。
そのころには、さらに若者たちで混雑することだろう(^^)

山内「ラーメンコンペ・バトプリが今年から新人王グランプリに衣替えしたのね♪(^^)」

☆塾で基礎基本を学び、バトプリ3位に輝いた寺脇さんのお店
麺処おかげさま
〒151-0073
東京都渋谷区笹塚1-62-8 キャッスルマンション笹塚103
電話:03-3373-1991
店主ブログ:http://ameblo.jp/okagesama-ramen/

賑わう会場には気づきや学びがいっぱい…

山内「開幕前から人気ブースに行列していた10代後半~30代の男性たちは、たとえば青森の極にぼだとか、秋田の限定地鶏トッピングとか…限定品狙いだったよう。
トッピングはブース前で現金払いなんだけど…全部のせたら1杯あたり合計で1000円越えなのに迷わず支払ってました(@@;
ラーメンブロガーや、twitter、facebookのハードユーザーなんでしょうね。

ただ、平日午前中の来場者の主流はやはり近隣在住のご家族、ご夫婦、学生。
こうした方々はまず、行列しているところに並んでみる傾向が。
あとは、北海道、九州、沖縄などの遠方狙いか、ご当地ラーメンとしての知名度でブースを選択しているみたい。
デパートでの物産展や駅弁大会の人気に通じるところがあるかも(^^;)

ラーメンファンにとっての有名店、人気店と、一般のお客様が集まる店にはいささかズレがあること。
一般のお客様には、たとえ年齢が高くてもこってり系が好まれる…
などという傾向は、“麺”夢塾で山路さんがご指摘されていたとおりだったわ(^^)b」

会場内をぶらりと歩き回るだけで、おのずとラーメン界のトレンド、お客様の心理、嗜好…色々なものがみえてきて興味深い。
ラーメン店主や開業志願者なら、さらに多くの気づきや学びを得られるだろう。

☆東京ラーメンショー2012実行委員長はラーメン評論家・大崎裕史さん(^^)
閉幕後、公式ブログに掲載されたメッセージ
http://ameblo.jp/ramenshow/entry-11396971769.html

お役立ち情報一覧