「第15回 大成食品株式会社 七夕の集い」レポート
年に一度、日頃お世話になっているお取引先、社員、スタッフとそのご家族の皆様をお招きし、
大成食品株式会社の1年の歩みをご報告する恒例行事です。 まずは、鳥居憲夫代表が登壇。
鳥居代表「『出会いこそ、人生』という言葉があります。
おかげさまで良き出会いに恵まれ、今年もこの七夕の集いに、
こんなにたくさんの皆様がお集りくださいました。
前年度をふりかえりますと、
円安に伴う原材料費、光熱費、地方発送費用等の高騰等、経営環境の厳しさは続いてます。
しかし、同時に外国人観光客の来店数の増加、
インバウンド消費の活況で新たなチャンスもうまれているのです。
お取り引き先である個人経営のラーメン専門店主様も、
外国人のお客様を意識せざるをえない時代に突入しています。
製麺のプロ、繁盛店創りと売上向上支援のエキスパートとして、
大成食品株式会社ができることは相当あるはずです。
皆様のお力、お知恵を出しあい、相乗効果によって生まれた新たな発想を
積極的に取り入れていきましょう。
もてる力にさらに磨きをかけましょう。
日々挑戦です。
お客様の笑顔創りにつながる挑戦をひとつひとつ積み重ねれば、
大成食品株式会社はさらに力強い企業になるはずです。
新年度も、ともに頑張っていきましょう!」 つづいては特別講演。
講師は、鳥居代表の20年来の「心友」でもある、薬師寺の大谷徹奘師です。
「心を耕そう」をテーマに全国を法話行脚されている大谷師。
第1回の七夕の集い以来、1年おきに法話をお願いし、今回で8回目となりました。
※公式HP
薬師寺 大谷徹奘
ちなみに、本社や直営店に飾られた書や、お取引先等の店頭にある看板類は、大谷師に揮毫していただいたもの。
おなじみの「製麺技能士 鳥居憲夫謹製」の看板もそうです。
今回の法話のテーマは「心」のありかた。 心とはなにものか。
経験と価値観からできている。
この世にひとつとして同じものはない自分の心をどう用いるか。
異なる経験と価値観でつくられた他者の心とどう向き合っていくのか。
そのさじ加減次第で、人生はおのずと決まっていく…
人生は、まさに自己責任なのだと、
全国法話行脚で訪ねた老人ホームでの事例が教えていました。
※悲喜こもごものエピソードは、大谷師の法話でしばしば披露されている様子。
法話会場で直接お聞きください。薬師寺 大谷徹奘HPに開催日程が掲載されています。
わたし/家族/職場… だれひとつ、同じ心をもっていないなかで、人生を歩んでいかねばならないのです。
大谷師「正論の正の字は、数字の五なんです。ただしい答えは5つある、と考えましょう。
自分が正論を主張するとき、それはあくまで自分自身の経験と価値観からでた我説でしかない。
自分は正しいと、我説に執着し、主張しつづけたら孤立するだけです。
明るい未来は開けない。 『クレームも 素直にきけば 自分を強くする』
って、覚えて帰ってくださいね(^^)b たとえ、耳の痛い話であっても、他の人の話をきけるようになれば。
他者から異なる価値観を学び、変化していければ。
自分自身がもっと強くなり、豊かになれるんですよ」 10円玉の形は丸? 四角?
酢豚にパイナップルはありか、なしか?
卵焼きといえば砂糖が入った甘いタイプ? だし巻き?
など、具体的でわかりやすい例をあげて、心のあり方を説いてくださいました。 大谷師「ものすごく速いスピードで、世の中が変わっていく。
若い人には学校で学んだ知識はあるが、圧倒的に経験がたりない。
一方で年長者には、経験からくる知恵がある。
だいじなのは、調和。調和とは、皆の意見をととのえる、と読めますね。
自分の意見が正論だ、絶対だと我説に執着せずに、相手の話をききましょう。
経営者も、(雇用)されるほうも、お互いが色々な意見をもち、知恵や知識をもっています。
知恵と知識が合致したら強くなる。組織もまた然り。
砂糖が入ってない卵焼きなんかダメだ!と思ったら、永久にだし巻卵を美味しく食べられないよ(^^)
さあ、そろそろ懇親会の時間。調和して楽しい夜を過ごしましょう。
楽しむことは、人を受け入れることですから」
職場で、家庭での現状を反省とともに、新年度に向けておおいに発奮するメッセージをいただきました。
つづいて第二部へ。 タイムクリック株式会社の澤村智裕さんの乾杯で懇親会がスタートしました。
澤村さんには、弊社のISO22000認証取得関連でご支援いただいています。
鳥居式らーめん塾創立時から、事業計画、リーダシップの講師を担当してくださっています。
澤村さんはじめ、味創り担当の福井講師、長谷川講師@福島鰹(株)など
鳥居式らーめん塾の講師、スタッフ陣も顔を揃えました。
歓談しながら、おいしいお料理、飲み物を楽しんでいると
余興タイムが始まりました。
(楽麦舎や大成麺市場でおなじみの(^^))社員有志が企画、運営したアトラクション。
今年はマジックショーですって!
ゲストの皆様、前のめりで見入っています。
小さな子供たちは舞台前にかじりつき!
社員やゲストも、かわるがわるアシスタント役を指名され、マジシャンの見事な技に感激していました。
終盤は、豪華な社長賞が用意されていた抽選会。
くじびきの当選者数はたっぷり。
高価な選べるギフトカタログやお取り寄せで大人気のうなぎ詰め合わせなど、
当選者が決まるたびに場内騒然! 歓声や拍手がわきました。
子供たちの強運ぶりが目立ちました。
当選インタビューにも堂々と対応。将来が楽しみですね(^^)
法話をいただいた大谷徹奘師のサインコーナーには、終始長い列が!
弊社パートナー企業で、鳥居式らーめん塾 店舗設計施工講義も担当してくださっている株式会社オービスの皆さんもそろって行列。
大谷師は、ひとりひとりの顔を凝視。
察するものがあるのでしょうね、それぞれに異なるメッセージ、胸に響く文字を
揮毫してくださいました。
場内は終始、笑顔でいっぱい。
名残りおしいですが、お時間となりました。 小麦粉卸の株式会社 久我 久我代表取締役社長の三本締めでお開きに。
今宵、あらためて自分の心と向き合い、家族や仲間たちとの調和をはかったチーム 大成食品(株)。
お客様の笑顔創りにかける情熱とチームワークが、いっそう強固になりました。
今年度の大成食品株式会社の成長にご期待ください。