【外食ビジネスウィーク2014】第9回ラーメン産業展レポート
今年から外食ビジネスウィーク2014 と総称が変わり、出展社総数は560社超に。
※主催者発表によると3日間の来場者総数は、4万8000人(出展社バッジ使用者を除く)!
いちだんとスケールアップした展示会は、他業態の方々を含む新たなお客様、新商品やサービス…と出会う絶好のチャンス!
店主様やこれから開業を予定されている方には、専門セミナーの聴講や各ブースでの商談、試食等を通じて、流行を体感できる場。新商品の開発にも役立つイベントです。
☆7月29日のオープニングセレモニーに鳥居代表も参列!
オープニングセレモニーのステージには業界著名人13名がずらり。
東京都中華麺製造業協同組合 理事長を務める大成食品(株)鳥居代表も参列していました。
一般社団法人日本ラーメン協会の千葉憲二理事長とともに笑顔でテープカット!
外食ビジネスウィーク2014 いよいよ開幕です。
大成食品(株)とパートナー企業である福島鰹(株)、(株)オービス、(株)富士商会は第1回ラーメン産業展から毎年欠かさず出展しています。
第9回を迎えた今年は、小間番号 2D18 大看板の真下という好立地にブースを構えていました。
☆29日の専門セミナーに鳥居代表登壇!
大成食品(株)としての本日のトピックスは鳥居代表の専門セミナー。
日本ラーメン協会副理事長、鳥居式らーめん塾塾長として「繁盛店の定義と心技体」を語ります。
代表は、大正6年創業の老舗中華製麺所の3代目。
幼少期から60年以上にわたってラーメン業界の潮流、幾多の店、企業の栄枯盛衰を目の当たりにして きました。
曰く、現在のラーメン業界は、専門店の時代からコラボの時代へと推移しつつある、とのこと。
繁盛店の定義から、10年、20年…と長続きする店創りの条件を解説。
ラーメンもまた相撲や野球同様に基礎、基本が重要。基礎が盤石であれば、流行や景気の変動にもしなやかに対応できると強調。鳥居式らーめん塾第19期が9月に開講される旨、ご案内しました。
迫りくるコラボの時代に向け、あるいは海外出店に向け、情報収集に役立つ日本ラーメン協会への入会を熱っぽく呼びかけて締めくくりました。
※有料講演につき、内容はごく一部のみご紹介しました。
☆4社合同出展ブースは(株)オービス製
セミナー終了後、受講された皆様を、2D18の合同ブースへご案内しました!
今年も鳥居式らーめん塾 店舗設計施工担当講師もつとめる(株)オービス製。
らーめん専門店はじめ、各種レストラン、カフェ、バーといった飲食店、美容院等を幅広く手がける(株)オービスさん。
最新の施行例の写真や図面の展示が充実していました。
どれも個性的かつ洗練された印象。しかも、お店の立地、客層、スタッフの数や動線なども緻密に計算されているんです。
きめ細やかなカウンセリングで個人店主様の「夢」を叶える…「オービスマジック」は、いっそう磨きがかかっている模様。
第19期の鳥居式らーめん塾では、最新の施工例、情報もふまえた講義を拝聴できそうです。
展示エリアの奥には、飲食店/小売り店専用の会計/顧客管理のシステムのデモコーナーが。
今年は新たに「光冷暖」のご案内も始まりました。最近テレビ等で話題沸騰中のエコで清潔、省エネで地球にやさしい空調システムだとか。
☆福島鰹(株)の試食会、今年も大人気!
メイン通路側一番手前は、福島鰹(株)さんのブース。
今年も、東京営業所、京都本社の皆さんが接客にあたります。鳥居式らーめん塾の和だし担当講師や鳥居式らーめん塾OBの姿も♪
国内はもちろん、アジア、欧米、オセアニア…海外での躍進めざましい福島鰹(株)製の和だし素材がずらり!
節もの、煮干し類、昆布に椎茸。福島鰹醤油返しや塩返し、鰹オイルなどらーめん用に開発された商品等が展示されていました。
鳥居式らーめん塾8期生で、近年は和だし講義を担当する坂本さんによると、今年の展示も新作の試食会を実施。
その名も「煮干豚清湯らーめん」。
瀬戸内の煮干しと隠し味的にさんま節をあわせただしは、自動だし抽出機「だし奉行Jr.」でとっています。
これに豚清湯をあわせ、福島鰹醤油だれで調味。大成食品の中細ストレート麺、富士商会さんのメンマ、ねぎ少々をあわせた一杯。
試食すると…だし素材の香り、旨味が幾重にも重なるリッチな味わい。暑さに疲れたからだにしみわたります♪
試食の美味しさはもちろん、接客姿勢や商談を通じて、お客様のご要望にマッチした商品やレシピを迅速にご提案…チーム福島鰹(株)の実力をたっぷりアピールする三日間になりそうですね!
☆(株)富士商会の新商品は過激な野心作♪
つづいてメンマの(株)富士商会さんへ!
定番の塩蔵品や味つけメンマを上段に展示。
目につきやすいテーブル上には昨年の新商品 さくさくメンマやしゃきっこ生筍シリーズが。
高齢者にも食べやすい歯切れの良さ。やさしく上品な味わいです。
最近人気のネオ中華のトッピングとしても見た目、味ともに相性が良さそう♪
さて、テーブル中央〜左手が今年の新商品。
最近富士商会さんが注力されている「ふりかけ系」は、前年とは一転して、マニアック!
「デスザーサイ」は、ポップデザインも商品名も過激な野心作です。
なんと…ポテトチップにのせて試食、ですって!
お味は美味のちヒ〜ハ〜…涙にじませながらも、また手がのびる危険な魅力。辛いもの好きにはたまりません♪ 最近人気の油そば、台湾まぜそばのトッピングに良さそうです。
「熟成たけのこフィリング」は筍を醤油ベースのタレでじっくり発酵させたもの。従来のメンマより低カロリーなんですって。年配の方やお子様にも食べやすいよう細かく刻んであります。
混ぜご飯で試食すると後味がふんわり、洋風。隠し味に使われているマヨネーズがクセになります。
担当の方によれば、麺はもちろん、ご飯、パンとの相性もGood!!とか。
和洋中イタリアン、エスニック…多彩な調理例をレシピつきで提案なさっていました。
☆大成食品(株)ブースでは、最新作のレシピ公開試食会が!
大成食品のブースでは製麺技能士謹製麺の展示が。
切刃の番手順に並んでいますが、粉の配合や加水率などレシピは多彩です。
展示されている麺は新作中心、少数精鋭。
なにしろ、本社工場では常時150種類を製造していますからね♪
「お店のスープにマッチした特製麺の開発も承りますよ」
製麺技能士たちが笑顔で接客にあたっていました。
第19期鳥居式らーめん塾のご案内にも熱が入っていましたよ。
<PR>入塾ご希望の方は、8月23日14時半〜の「一日体感塾」で、まずはお試し受講を!
商談カウンター入り口では省エネ、省力、省コストに役立つ清湯マシンのデモ。
材料を入れてスイッチオン。十数時間後にスープが炊きあがる…直営店 上海麺館でも使われているスグレモノです。
商談カウンターでご試食いただく「豚清湯醤油らーめん」のスープはこれで抽出されていました。
展示中の新作麺をあわせて、大成食品の商品開発力を体感していただきます。
今年は新たに、鳥居式らーめん塾味創り担当 福井講師@大成食品(株)商品開発マネージャー による新商品のプレゼンテーションが…なんとレシピつきで開催中!
注目の新商品は「鯛鶏塩そば」。
鯛煮干しの個性が光る、シンプルにしてインパクトのある一杯です。スープ食材にも、調味した塩にもたっぷりと福井流の<仕事>が施されています。あわせた麺は、大成食品の製麺技能士謹製麺 最新作「切刃16番」。
<追記>
※31日には、毎回恒例の福井講師による専門セミナーが!
スープの試飲実習を導入として福井流味創り術を細やかに解説しました。
最新作のスープレシピを公開しただけでなく、詳しい調理方法、アレンジ方法等も紹介。
毎年春秋に開催するお得意様向けの新商品開発研究会「“麺”夢塾」でのプレゼンと同じスタイルですね♪
持ち前のサービス精神でさらにもう一品! 冷やしらーめんにアレンジするレシピまで披露していました。
受講された皆さん、懸命にノートをとっていらっしゃいました。ぜひお店で試作してみてくださいね!
講演後、福井講師は受講された皆様を大成食品ブースに誘導。
試飲したスープを一杯のラーメンとして完成させてご試食いただきました。
セミナーでお伝えした福井流味創り術の手法を体感し、頭と舌で記憶していただくのが狙いです。
今回は、受講者特典としてもう1品の新商品も用意されていました。
試食後は、味創りや仕入れといった現場の悩み、らーめん塾や個別の開業、運営支援について相談される方が続出。
チーム大成食品全員で、閉幕まで応対にあたりました。
<お知らせ>
福井講師の味創りセミナー。次回は10月30日(木)10時半〜の
【九州】外食ビジネスウィーク2014 九州ラーメン産業展 専門セミナー 登壇が決まっております。
西日本在住の店主様、ぜひご受講ください!