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【M&A成功のカギ】従業員の不安と期待

M&A当社の考え

8月は夏休みということでM&A最新情報のコラムはお休みさせていただきました。

今回はM&Aを成功させる上で重要な要素となる従業員の引き継ぎについて当社の考えをお伝えします。M&Aをするときには譲渡企業の組織体制/キーマンの確認や労務デューデリジェンスなどがありますが、ここではそういったM&Aにおける専門的な話はしません。従業員の立場・目線を意識して、どのようにしてM&Aという大きな変化を乗り越えてもらうのか、その点にフォーカスしてみたいと思います。

従業員の成長が会社の成長、成長を楽しむ風土づくり

成長とは何か?成長とは出来なかったことが出来るようになることです。出来なかったことが出来るようになると、人はそこに面白さ、楽しさを感じるようになります。自転車に乗れなかった子供が乗れるようになったときにうれしくなるのと同じです。当社が考える従業員の引き継ぎ、そのキーワードは「成長」です。M&Aによって自分の所属する会社が、よく知らない企業の傘下になる、新社長はどんな人なのか、待遇面、管理面はどうなるのか、様々な不安が行き交うことになります。一方でこれまで自社に抱いていた不満が解消されるチャンスと捉える向きもあります。その比率は不安7、期待3、そんなところかもしれません。不安を解消し、期待を膨らませなければなりません。

統合に向けたPMIを進める中で当社の場合は(会社規模にもよりますが)1on1ミーティングを全社員と最低2回は行います。最初にすることは、従業員の抱える不安、不満をまず聴くこと、傾聴です。ただし、このとき新しい体制に期待することについては積極的には聴きません。過度な期待を生んでしまうからです。そうして現状の全体像を把握したうえで、次にすることは今後どうなるのかを説明します。まず伝えるのは「これまで通り、全く変わらない」ということはありえないことを伝えます。どのように変化するのか、その全容はその企業の状態・状況ごとに異なるため、ここでは触れられませんが、共通するのは「成長する仕組み」の導入です。シンプルに言い換えると目標を掲げてその目標に向かって日々進んでいく、目標に近づく、目標を達成することで成長を感じられるような会社を目指すということです。では何が変わるのか、答えは簡単です。明確な目標があって、その進捗、結果を共有し、どうしたら達成できるのかを考えていく作業です。すでに目標管理を導入している企業であればそこに当社特有のアクセントを加えるだけです。基本的にはいきなり大きく変えることはしません。環境が大きく変わった直後のソフトランディングは大切です。まず目の前の出来ることから始める、最初の一歩を刻むことに注力します。

繰り返しますが変化しないことはありえません。「成長」とは「変化」だからです。従業員の抱える不安を解消し、期待を膨らませるキーワード、それが「成長」であると考えています。

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