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【価値観】私たちの事業ドメイン

M&A当社の考え

本稿が「私たちの~」シリーズの最終回となります。当社の価値観について、経営理念、将来像、行動指針を通じてお伝えさせていただきました。最後は、事業ドメインになります。事業ドメインという言葉がどこまで浸透しているのかわかりませんが、経営理念や将来像と比べると初めて目にする方が多いのではないかと思います。実は当社が事業ドメインについて知ったのもつい最近で、まだ正式には事業ドメインを全社的には掲げておりません。「私たちの」といいながら道半ばという状態とはなりますが、現在進行形で検討している内容をお伝えしたいと思います。

事業ドメインとは?

そもそも事業ドメインとは何でしょうか?

簡単に説明すると、事業ドメインとは事業を「誰に、何を、どのように」展開していくのかを決める経営戦略を意味します。「誰に向かってどのようなビジネスをしていくのか?」「ビジネスの範囲はどこまでなのか?」といった基準を決めて、判断や戦略の失敗を防ぐことを目的にしています。

その構成要素は、顧客(誰に)、技術(どのように)、機能(何を)の3つで作られます。

当社が検討している事業ドメインは2つあります。

1つは製造業として忘れてはならない基本理念としての事業ドメインです。

顧客:ラーメン店主とその先にいるラーメンファンたちに

技術:100年以上にわたって進歩し続ける製麺技術(※)をもって

※小麦粉の特性を最大限に生かした製麺技術

機能:安心・安全な特製中華麺を提供する

もう1つは今後のビジョンとしての事業ドメインです。

顧客:ラーメン店主とその先にいるラーメンファンたちに

技術:製麺を軸にラーメン店経営のあらゆるノウハウ、人とのつながりをもって

機能:多様性のある食の体験(ワクワク)を提供する

ラーメンの魅力は、その多様性から生まれるワクワク感にあると考えています。その土台として安心・安全な麺を確実に提供し、より多くの人にワクワクを感じてもらいたい、そんなことを考えて事業ドメインを検討しています。しかし、このラーメンの多様性、ワクワクする気持ちというものは現時点で具体性に欠けているように捉えています。「多様性」はラーメンの進化としての研究開発、「ワクワク」はラーメンを食するまでの過程あるいは環境の構築にそのヒントがあるのではなかろうか、そんなことを考えながら事業ドメインを思案しているところです。

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